覚醒していなくても、いくらでも覚醒者のフリはできるんだよ
「私は覚醒している!」と思い込んでいる人の例を何度か聞いたけど。
思い込むだけでできるんだよ。
…全然していないんだけど
私の身近なところにもいらっしゃって。
その方は、「私は覚醒している」と言っていて。
だけど全然反対方向へ向かっているって、仲間内で気づいている人たちは何人かいる。
でもお互い、「目覚めの道を進んでいるのだから、自ら気づいてなんぼ」と知っている。
だからみんな余計なことを言わず、「あ、そーなんだ」と薄ーい反応を返すだけだ。
私は、その方を見るたびに
「気づかないって、こんな状態になるんか〜覚醒者のフリは可能なんだな〜」
と観察している。
その方(Aさんとする)。
本来のAさんらしくないのだ。
「覚醒したらこうなるハズ」という思考をもとに筋書きを考えていて、その通りに生きようと努めている。
「作っている」感がある。
つまり、演じているのだ
がんばってる感100%だ。
なんだか痛々しくも感じる。
粛々と静かに、「私は何があっても動じません」「他人から影響を受けることはありません」と語るのだが。
ご本人の中に「覚醒者はこういう感じ」というイメージがあるようだ。
それに沿って在ろうとしている。
おもろーい
「覚醒者」というキャラは無いのに、みんながイメージを作り上げていて、それをなぞろうとしているんだよね。
ほんとはただ「自分そのものを生きる」というだけのことなんだけどね
ここまできたら、「違った!!」と認めることも難しくなる。
Aさんはどこで「違った!!演じてた!」と気づくんだろうか?
ーー「思い込み」ってホントやっかいだよ