人の意識レベルは、もれなくみんな、
①肉体レベル
②感情レベル
③思考レベル
④精神レベル
の順に成長する、という話を書いています。
感情レベルがだいぶ進み、自分の感情を自ら次々と解放できるようになった頃、自分の思考パターンにも気づき始めます。さまざまな思い込みを見つけ始め、次の段階に入っていきます。
第三段階の思考レベルでは、自由な魂を縛りつける、「思い込み」、「常識」、「前例」、「社会的慣習」などに疑問をもちます。
実はそれらは誰かのご都合に合わせて習慣化されてきたことでもあるのです。
特に、親や大人から「当たり前」のようにしつけられてきたり、社会や集団に合わせて生きてきたり、とてもここには書ききれないほどの支配とコントロールを、私たちは生まれてからずっと受けているのです。
「自分が間違っていると思ってきたけど、実はそうではないのではないか?」
「今まで常識だと思ってきたことは本当は違うのではないか?」
と気づき始め、「真実」や「叡智」を求め始めます。
私はこの段階で、大量に本を読みました。真実を知りたい一心で。スピリチュアルのハウツーものではなく、「叡智」の書かれている本を手当たり次第読みました。
この思考レベルでは、さまざまな思い込みや思考癖、思考パターンを解放すると同時に、「知性」を発達させ、次々と「叡智」に触れていく段階でもあります。
現実の中から「真実」を見抜くことができるようになったり、非現実(見えない世界)と現実(3次元の世界)を統合して「言語化」できるようになったりします。
この段階でもやはり、言語化する力が必要です。
言語化することで、洞察力、分析力が発達し、ますます明晰さが増します。
そうやって、知的に発達し、自己表現が自由にできるようになります。
自分の思考を言語化するためにはやはり、日常での経験、観察力がものをいいます。
地道に少しずつ思考を深め、意識世界を広げていきます。
この段階の終わりの方では、いよいよ魂や宇宙につながり始め、意識が拡大し始めます。
※つづく