もう1週間経ってしまったけど今週日曜日、キョンキョンのライブへ行ってきました
『小泉今日子 TOUR 2022 KKPP (Kyoko Koizumi Pop Party)』
↑撮影OKの曲の時 #KKPP大阪
すっごく良かった❣️
楽しかった
たくさん元気をもらえました
56歳の小泉今日子さん。
なんだ私とそんなに歳離れてなかったんや(歳下はすぐに同年代に引きずり込もうとする笑笑)
綺麗だし可愛いけど、そりゃやっぱり昔のままではない(当たり前)
でも歌声は変わらないしキラキラしてるし年齢を重ねたからこその深みや落ち着き、輝きもある。(知らんけど)
ラスト1曲除いてすべてシングル曲で、私でもほとんど知ってるものばかり。
曲を聴きながら浮かんでくる思い出やキョンキョンのMCにうるうるすることもたびたび。
でも基本的に明るくて楽しいライブ
彼女はいくつになっても、なんてったってアイドル❣️
行って良かった
にしても、特にファンでもない私がなぜキョンキョン?
キョンキョン出演のドラマは結構観ていて好きなのが多いし、歌も好きな曲がわりとある。
その程度で小泉今日子さんは以前から好きだし、しっかり芯を持って生きてる感じもいいなと思ってました。
近年はTwitterでの政治的発言が叩かれたりしてましたが、毅然としている姿勢が素敵だし何より考え方に共感できる。
去年の秋の衆議院議員選挙の時に、彼女と映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』でお馴染み小川淳也さんとライターの和田静香さん3人でやっていたインスタライブを観ました。
キョンキョンの気負うことなく自然な感じ、改めてすごく素敵だなーと思いました。
そして同年代に近い彼女が今の日本について感じていることも、私と近い。
そんな時に、彼女のデビュー40周年ライブがあることを知って、歌手キョンキョンも是非観たい‼️と思ったのでした。
全国ホールツアーは31年ぶりらしいし、今後彼女のステージを私が観られるチャンスはもうないかもしれないし。
彼女のライブなら絶対観客を楽しませてくれるぞ‼️
勢いで申し込んだチケット、無事ゲットできてワクワクその日を待ってたけど、前日になってふと気づく。
そんなにファンでもない私が行ってアウェー感はないのだろうか?
Twitterにあげられてるセットリストを観てちょっと予習。
曲は大体大丈夫っぽい。
観客はおっさんばっかりか?いや女性ファンも多いよな。でもたぶん私がいつも行く小田さんやスタレビのライブより、女子トイレは空いてるやろな
などなどワクワクドキドキしての会場入り。
予想は大体当たってました
男女比も年齢層も。
そしてライブの楽しさも❣️
(以下ネタバレあり)
アンコールは2曲。
1曲目の前にキョンキョン曰く。
「スマホを出して私を撮れ❗️
そしてSNSにアップしろ❗️」
#KKPP大阪 のハッシュタグを入れれば良いとのこと。
2階席だから遠くてブレブレだけど、楽しさ伝わるかな?
ちょっと残念だったのは、撮影OKはこの一曲のみで、この曲が終わるとすぐキョンキョンは「はい、スマホしまって!ちゃんとしてね。こういうの守らないと私、怖いよ!知ってるでしょ?(笑)」みたいなことを言っていたのに、私の隣の隣の席のおっさんが携帯いじり続けていたらしく、次の曲が始まってすぐに係の人が私と隣の人の前に割り込んできてそのおっさんに注意をし始めました。
このアンコール2曲目はコンサート全体のラストの曲だし、この曲だけシングル曲ではないので特にちゃんと聴きたかったのに。
しかもおっさん、何を言われてるのか聞こえないのかしらばっくれてるのか、係の人の言うことすぐにきかないから、係員が立ち退くまでちょっと時間がかかってしまった
このラストの曲、キョンキョンのライブではアンコールの定番らしいけど、私はもちろん知らなくて前日のSNS情報からちょっと下調べしてました。
『東の島にブタがいた』
爆風スランプの曲らしい。
曲前MCで「Vol.2をサンプラザ中野さんからいただいてますが、今日はVol.3をやります」って。
前日のライブではこの曲が撮影OKでSNSにアップしてる人がたくさんいたけど、あれはたしかVol.2。
東の島に住む子豚3兄弟が船で冒険に出たけど、寂しくなってママの住む東の島に帰るという歌詞。
ではVol.3ってどんなん?
ルール違反のおっさんのせいで前半よく聴けなかったけど、Vol.3は反戦歌になってる。
ライブ中そんな話はしなかったけど、ラストをこのバージョンにするキョンキョン、さすがです。
他の日のライブだけど、YouTubeにアップしてくれてた人がいました。
『東の島にブタがいた Vol.3』
↓
♪♪俺たちゃ戦争やりたかねぇ All Right
王様一人でやりなさい All Right♪♪
そうそう、ルール違反のおっさんは退席の時にもスタッフに呼ばれていました。何やら抵抗していましたが。しっかり叱られてください。
キョンキョンのMCで印象に残った話。
この歳になるとたくさん出会いと別れを繰り返してきてる、お空の上に行ってしまった人もたくさんいる、と。
そこから、ドラマの親子役で共演した田村正和とのエピソード。
そして、キョンキョンの家にお父様とお姉様の仏壇があるという話。
そんな話をした後で「なんか喫茶店で友達と喋ってるみたいな感じになっちゃってますけど
」と笑うキョンキョンは、半世紀以上しっかり生きてきている素敵な女性でした。
『怪盗ルビィ』も歌ってくれたんだけど、ちょうど先週の新聞に掲載されていたエッセイでこの曲にまつわることが書かれていて、こういう偶然のタイミングも何かの縁だろうなと思っていました。
この曲は小泉今日子主演の同名の映画の主題歌で、映画の監督・脚本はイラストレーターの和田誠さん。曲の作詞は和田誠さんで曲は大瀧詠一。
新聞エッセイはあるイラストレーターさんの連載しているもので、まだ東京に出てきたばかりの駆け出しの頃、憧れのイラストレーターだった和田誠さん達とカラオケに行く機会があり、この曲を和田誠さんの前で歌ったエピソードが書かれてました。
そのエッセイ読んでからこの曲を聞き返したりしてたんだけど(映画は観てないなぁ)、改めて聴くと歌詞も良いし、曲調は紛れもなく大滝詠一節。
和田誠さんも大瀧詠一さんも空の上だなぁとまたしみじみ。
人間誰しもいつかはこの世とお別れする。
一人ひとりの人生はただ一つのかけがえのないもの。
同年代(キョンキョンを無理矢理同年代にする
)以上の人のライブに行くと、今ここで同じ場所に居られる奇跡のような幸せをつくづく感じますね。
特にこんなご時世。
ほんま、かけがえのないものを奪う戦争なんてやめようよ、、、