緊急事態宣言、、、
自分自身は、職場の工場はいつも通り稼働して私もいつも通りに仕事しに行ってるし、家ではネコ達がいつも通りの顔して待ってるし、食料品や生活用品もちゃんと手に入ってるし、、、
なので、家にいると大変な状況であるという実感がわかないのだけど、、、
でももちろん実際に私の生活にも影響は出ています。
通ってるトレーニングジムは休業、楽しみにしていたライブは中止か延期。
ピアノの個人レッスンも自主的に休むことにしました。
自分のバンド練習も当面できないし、バンドライブを予定している11月に、予約しているライブハウスがどんな状況になっているかもわかりません。
早くから申し込みをしていたゴールデンウィーク明けのバスツアーも、キャンセルしました。
私のこんな趣味やレジャーのキャンセル、個人にとって一つひとつは大きなことはないのだけど、この「中止」はもちろん私一人だけではない大きな数に結びついていて、それは全て経済的なことに繋がっており、それはそこで働く人の生活に関わっていくのだと思うと恐ろしくなります。
総理大臣の緊急事態宣言後の記者会見、全部観てました。
あの人はいつも美辞麗句を並べて長々と話すけれど、いつも私の心には響かないし、結局具体的な中身が薄っぺらい。
痒いところを分厚い服の上から深爪の指で掻いてるようなもどかしさ。
今回はまだマシだという評価もあるかもしれないけれど、例えばいくら具体的に何億円、何兆円という予算の話をされても、実際問題それで国民がそれぞれどの程度救われるのかがわからない。
「一世帯あたり30万円」という話も、条件やら手続きやらがかなりややこしそう。
外出の自粛が求められる時に役所の窓口に行かなければならないような手続きを踏ませるって、発想が「お役所仕事」そのもの。
何かあれば電話してくださいって言うけど、その電話対応する人達は休めないし、そもそも電話が殺到して繋がらない可能性大。
あの人の言葉が心に響かないのはたぶん向いている方向が国民ではないから。
プロンプターの原稿を読んでいるから、という物理的なことももちろんあるけれど、全て国民のためにではなく、経済政策としていかにきちんとやっているかを国の内外に示して政治家としての自分を評価してもらいたい、という方向しか目が向いていないように私には思えます。
だから、困窮した国民の生活が実際問題としてどのように補償(保障?)されるかより、いかに規模の大きい経済政策をやろうとしているかが強調されるんだろうな。
その数字も実質より多く見えるようにしてあると言われてますし。
型遅れの戦闘機やら問題ありありのイージスアショアやらに気前良くお金を使うのをやめて、こういう時こそ本当の意味で国民のためにお金を使ってくれと切に思います。
そうしないと、医療崩壊を招かないためという目的が結局達成できない。
あれこれ言い出すとキリがないけれど、せめてもっとスピード感を持たないと、きっと間に合わなくなるよ、いろいろ。
いろんな条件付きの30万円を5月中には、とか、布マスク2枚を各住所にとか、悠長過ぎて泣ける
布マスク配布に466億円て正気なのか⁉️
お金はもとより、それにさかれる人手も心配。
マスクが無いよりマシって人もいるけど、布マスクはもうかなり売られてるから、必要なら買ったり作ったりしてる人も多いと思われ、、、
そもそも布マスクの有効性を考えるとコスパ悪すぎ。
緊急事態宣言が出ても予想以上に変わらない部分があり、それはそれで生活面では助かる部分はあるけど、それじやきっとダメでしょう。
今、医療関係はもちろんのこと、いろんな所で働いてくれている人達がとても尊く思われます。
デリバリーが推奨され、出かけないでネット通販を利用する人も増えて、それはそれで感染を広げないためには有効でしょうが、デリバリーも運搬もそこで働く人がいてくれればこそ。
スーパーやドラッグストア、飲食店、それから公共の機関などで働く多くの人だって、働かなくて生活が成り立つなら安全な家に居ておきたいよね。
多くの人が命がけ、、、ですよね。
国民から多額の税金は取って、まさに今がいざという時なのにそのお金を出し惜しみして、口先で仕事は休めって言われても、みんなどうしようもない。
やっと今日、東京都が休業要請先を出したけど、こうなることはもう何週間も前に予測出来てたはずなのにどうしてこうも後手後手なのかな
自分が今できることを地道にやりながら、でもこのドサクサに紛れた火事場泥棒みたいなことを政治家がやらないようにちゃんと見とかなきゃ、とも思う今日この頃です。