ヨガを整体の代わり、と思っている人は多いのではないでしょうか?
それも一理あります。
が、動画や、スタジオでのインストラクターの動きを見よう見まねで行っているヨガでは、残念ながらそれはできません。
ヨガのポーズには奥深いものがあり、
自身の身体の状態や変化を、瞑想するかのように、深層までじっくりと観察しながら、徐々にポーズの難易度などを変えていくことにより、硬かった部位を自分自身の身体を使って伸ばしたりほぐしたりしていくことはできますが、熟練度が必要です。
つまり、このポーズは手がこの位置で、足はこの向きで・・・みたいなヨガをしているうちは、全然そのレベルではなく
なぜこのポーズはこのような形なのか、そのポーズの意味している事が分かって初めて、自分自身を観察しながら、自身を変えていくヨガが出来ていると言えるレベルです。
とはいえ、たとえそのようなヨガが出来ている人であっても、これは「瞑想」と同レベルの事なので、自身ではそのようなヨガをしていたとしても、他人に伝えることは出来にくいです。聞く人の方も同レベルまで自身を高めている人なら簡単に伝えられることなのですが、相手がヨガというものをエクササイズとして受け取っている場合は、まず無理です。
深層の筋肉、インナーマッスルや、微妙な体の使い方をしていくレベルなので、そのような小さな範囲や深い部分を使う感覚や意識が持てるところまで高めている人のみ理解ができるものだからです。
でも、そういうことが分かってくると、いかに「ヨガ」というものが、合理的で科学的なものかがより明確に理解できてきて、めちゃめちゃ面白いです。何千年も前の人たちは、繊細な感覚を持ってこのヨガってものを作ってきたんだな~って、ワクワクしちゃうくらいです。
なので、現代の方には、まず、体を少しでもほぐして、動きやすくしてからヨガをやることをお勧めします。
硬い身体のまま、疲れて凝っている筋肉のまま、ヨガに限らずですけど、運動しようとしても、うまく動けないですよ。
スマホの普及により、一定の悪い姿勢をとっていることが多い若い年代の人も(いやむしろ若い年代の方が)、体は硬いです。
硬い部分はやっぱり筋肉自体にアプローチして、柔らかくしてあげてから、さらに身体を自分自身で動かすことでその柔らかさを保つようにしないと、動かせるところだけを動かして、結果そこにも疲労が来たり、痛めたりしてしまいます。
実際は、いくらほぐしてから動いても、日々の生活ですぐに硬くなります。
だから筋肉や骨格の柔軟性を高めるためには「繰り返し、継続」ということが不可欠になります。
簡単に良い結果が欲しいと思うのが人間で、その心理を利用した商法は、どこにでも溢れかえっているけれど、真実は一つ。
自分がやらなきゃどうにもならないってことです。
どんなに理想が高かろうと、自分がやった通りの結果しか出ないってことです。
ということで、今日は私がお勧めします「骨盤職人」の使い方をブログにしてみようと思います。
(骨盤職人は商品名です。私はな~んの関係もありません。)
最近は、これのまがい物もいくつか出ています。そっちの方が安いのですけれど、お勧めしません。「骨盤職人」を買ってください。
と、実はこのブログの下書きは9月初旬にしたんですね。
その直後にどうやらテレビで芸人さんんがこの商品を、やはり私と同じような事が理由でかなり宣伝したようで
2021年9月10日現在、AMAZONでは品切れみたいです。
もしかしたら楽天ではあるかもしれませんが、元値6000円ほどですが、倍以上の値段になっているかもしれません。
かなり前に「嵐」だった松本潤さんが、やはりこれを使っていることをライブで言ったことがあったようで、そのころも値段は2倍くらいに跳ね上がってました。入荷待ちになると数か月(半年くらいの時もあります)の待ちになることもあるみたいです。
なので仕方ありません。
まがい物もpickしておきます。
似ているのですが、細かい作りに差があり、安定感やサイズ感が、やはり本物の「骨盤職人」とは違うんですよね・・・。
下の方の商品は同じ「骨盤職人」という名前になっていますがオリジナルの物ではありません。
気を取り直し、まず最初に使用時の注意事項です。
身体(筋肉)がほぐれてくると、この「骨盤職人」を直接床に置いた状態で使用することができます。というか、そうしても「気持ち良い」と感じられ、「痛~い」とは思いません。
でも、最初から床の上に置いてその上に寝転んだのでは「こんな痛いもん使えるか!」(# ゚Д゚)
と思うはずです。(まがいものは最初から床でも使えます。土台の高さと玉の安定感が違うんです)
何千円も出して買ったのに、こんな使えないもの勧めやがって、と、私のことを恨むかもしれません。
私だって最初は床では使えませんでした。
①ベッドの上に置くんです!
ベッドは沈み込むので、圧が適度に背中や腰に掛かり、心地よいマッサージ効果が味わえるんです。
まずそれが最初の注意事項です!
2つ目の注意事項です。
②気持ちよくてもやりすぎないでください。
かなり強くもみ返しが来ます。
ぐりぐり動きたくなると思うのですが、最初は玉の上に身体を置いたら、しばらくじ~っとして、指圧をするようにした方がいいです。
お腹だけは動いてももみ返しは来ないです。が背中や腰は要注意です。
では具体的に説明しますね。
まずは一番一般的な使い方で、玉を真ん中に配置します。
この幅は背骨を挟み込む幅なので、仙骨付近から肩まで、背骨の脇をほぐすのに向いています。
普通はこんな風に寝るんですけども、肩の付近をやるときには、私はこんな風にします。
アブノーマルだけど・・・
この体勢で肩のマッサージと腿裏&お尻の筋トレ兼ねています( ̄▽ ̄)
片方の玉は中央で、一方を一つ横にずらすと、片方は背骨の脇、もう片方はちょっと横の腰や背中、体の傾きを工夫すれば肩甲骨周辺もマッサージできます。赤い点ついてないですけど、骨盤の上の部分、前ならえ、の時の先頭さんが親指を当てる腰の付近もいけます。
玉が3つ目の穴の位置
これはお尻のマッサージに適す位置です。
玉をもう一つ外にして体を少し横に倒すことによってお尻の側面や腿の方までマッサージできます。
玉を一番外側に置きます。
これはいろいろできます。
まずは腿裏マッサージ。
そして胸元
鎖骨の上、下、脇の下、首も行けます。
さらにお腹
最初はめちゃめちゃ痛いですよ。
でも、もむべし!
お腹はもみ返しにはなりません。
横向きになって脇腹
足つぼマッサージにもなりますよ!
足つぼの時には玉を一番内側に戻した方がやり易いかも。
ほぐれてきたら、こんなこと(玉の上に立てますよ)もできるかもね~(@^^)/~~~
あともう一つ。
ヨガホイールの小さいサイズの物は、背骨の柔軟性を上げるのにとても良いです。
普通サイズの直径30センチほどの物より背骨の矯正になります。
お尻の近くの仙骨から、胸椎と頸椎のジョイント部分付近まで。背骨をホイールの上で転がすような感じでのせますが、痛みがある部分、硬いところ&悪いところです。
これもほぐれてきたら下から上までどこも傷みなく背中をのせてだら~んとしていられます。
私も最初はお尻と頭が両方床にはおりませんでした。痛みもあったし。
でも継続!
今は痛みもなく、骨自体に弾力を増した感じがあります。
写真で見るとまだ硬いですね。
背中の柔軟性は若さをあらわします。
硬い=老化です。
今現在は小ホイールだけの物、あまり販売数がないようですが一応pickしておきますね。
いずれもいきなりやらないこと。
やりすぎないこと。
やりすぎると痛めますから十分注意してくださいね。
そして、運動と合わせないと意味がないことを最後にもう一度付け加えて終わりにしたいと思います。
大事なのはちゃんと筋肉をつけることです。