色々と感銘を受けることはあったのですが、文にすることが出来ずにいました。
今回は生まれ育った町、浜松に帰省したので、その時ののどかな様子をレポートしようと思います。
現在は浜松市ですが、私が住んでいたころは、浜名郡可美村という「村」でした。
家の周囲は田んぼや畑で囲まれていて、家が無いところの方が多かったです。
春にはつくし、蓮華、クローバーが咲き、梅雨の頃にはカエルが合唱

夏にはせみがうるさいほど鳴き、秋にはいなごの大群が見られました。
今はもう、そんなところも埋め立てられ、随分家やマンションが増えました。
それでも、実家の目の前は、田んぼを埋め立て、浜松市立のドデカイ公園になっているので、人工的ではあるけれど、埼玉と比べたら、ず~っと緑は多いし、昔のままの野草も残っていたりして、のどかに時間を過ごせる空間が広がっています。
実家の本当に目と鼻の先から公園は始まります。
こんな風に見渡す限りの公園地帯です。
少し歩くとネットが張ってあるグランドもいくつか見えてきます。
奥の方には体育館や弓道場もあります。
ちょっとした遊具も備え付けられています。
ほら。
このクローバーは昔からず~っとここに代々生えているクローバーです。
もっと歩くと夏にはスライダーも使えるようなプールもありますし、テニスコートもあります。
中学、高校の色んな部活の大会などでよく利用されている施設になっているようです。
ちなみにこれを撮影したのはGWの真っ最中。
なのに、人がほとんどいない
あははは
これが都会だったら、バーベキューだのなんだので混んでいるのでしょうね。
家から出て近所のスーパーやコンビニに行くまでも、だぁ~れにも会わずに行けたりしちゃいます。
人通りも少なく、時間の流れが本当に緩やかなのを、普段都会とは言い切れない埼玉に住んでいてさえ、感じます。
そこに住んでいる時には感じなかったけれど、こんなにいい街が故郷で良かったな、と、しみじみ感じるこの頃です。
こんなのどかなところを歩きながら、人の「死」について考えていました。
今回帰省したのは、父が病気になってしまったからです。
父と言っても、年の離れた兄姉がいるので、大正生まれのおじいさんですけど。
気付いた時にはもう末期の、あちこち転移のある癌でした。
現在まだ闘病中ですが・・・。
死とは。生とは。人生とは。人間とは。お金とは。心とは・・・。
何もかも結論は出ないし、ブログに書くような文にも出来ませんけど、何か凄く大事な事が分かりそうな気だけしています。
きっと最後まで父を見送りながら、もっと深い事に気付けていくような気がしています。
今、書けるのはそれだけです。
何もないけれど、ただただのんびりしたい方は是非訪れてみてくださいね、浜松市立可美公園