お水取り(お松明)
先日、お水取りを見に行ってきました。
奈良に春を呼ぶ東大寺二月堂のお水取り(修二会/しゅにえ)も、本行が始まるまで
いよいよあとわずかです。
お坊さん(練行衆/れんぎょうしゅう)がこの1年の罪を二月堂本尊の十一面観音に悔い、
新しい年がいい年であることを祈るお水取りは、天平勝宝4(752)年に始まってから1回も
途絶えることなく続き、今年でなんと、1268回目を数えます。
昔はお松明はこんなに大きくなかったようです。
お松明が圧巻で火の粉が飛ぶたび観客がどよめきます。
この火の粉があたるとその年は無病息災になると言われている不退の行事です。
1200年以上続く行事ですが火事は一度だけだそうです笑
東大寺二月堂は木造建築ですから消防が真下に来ています。
お水取りが終わると奈良に春が訪れると昔から言われております。
お水取りの象徴である椿のお菓子です。
年一度しか売られないので必ず毎年買います。
お花見大福も新商品です。
チロさんに早速、献上しました。
チロさんも春の訪れを感じているでしょう。