ガーゼ交換 | Barrier free~子供たちの未来へ chiropiroのブログ

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妊娠8か月で生まれてきた3人の子供のうち、2人がPVL(脳室周囲白質軟化症)を発症。足が不自由な息子が幼稚園受験を経て私立小学校へ入学した事や、闘病、さらに我が家のもうひとつの暮らし、ハワイでの生活の記録です。

昨日の夕方の事。









外来が終わった主治医が病室に入って来た












「これからYuちゃんのお腹のガーゼ交換をしようと思うのですが…」












「はい。あっ、すぐ片付けますね」

















ベッドの上に置いてあった私物をテーブルに移動させていると、主治医が言った。














「お母さん、傷…見る?」











「…汗












「多分今日はまだ少~し血がガーゼに付いていると思うんだけど…どうかな?
あと何日かすると落ち着くから、それからの方が良いかもしれない」













「うーん、どうしよう…
先生がいらっしゃる時の方が勇気が出るかな。見ようかな…」













「じゃあ、お母さんが見てもそんなに驚かない状態になったら一緒に見ましょう。
ガーゼは毎日替えるから、機会はまだまだありますよ」













「はい…」













看護師さんがカーテンでベッドを覆い、私は外へ出た。

















術後の傷を見るのは慣れているし、本当は何でも無い事。














だがYuのお腹は…

















つるんとしたYuのお腹を撫でるのが日課だった。













オペ室に行く直前まで言い続けた
「Yuのお腹が無くなっちゃう」














それを見ていた主治医の計らいだった。


















「先生優しいね」










看護師さんにしみじみと言われ、大きく頷いた。



















そして出来上がり!


傷口はとても綺麗だそうだ。

この長~いチューブは1か月程で小さなボタンになる予定↑














少しずつ少しずつ、新しいYuのお腹に慣れて行こう星