8月に生まれた息子は妊娠中に口唇口蓋裂と診断されました。
それを聞いて最初に思ったのは、またか・・・という事でした。
3年近く前に妊娠した子は無頭蓋症と診断されて外の世界を見ることなく天国へと旅立っていきました。
無頭蓋症は5000人に1人と言われて当時はなんでうちの子だったんだろう・・と思いました。
それから3年、もう諦めかけていたときに授かった子が口唇口蓋裂と言われました。
口蓋裂は500人に1人。
5000分の1の確率に当たるくらいだから500分の1なんて当たっても不思議じゃないとは
思いながらもやっぱりどうしてうちなんだろうと思いました。
息子は順調に育ち、出産予定日通りの出産となりました。
覚悟はしていたので生まれてくる息子を見ても大丈夫だと思っていたけど
それでもやっぱり最初に顔を見るのはちょっと緊張しました。
でも初めて見た瞬間に感じた事はなんだ、どうってことないな・・という感じでした。
妻が妊娠中や出産時のつらい思い、最初の子の事、それらを考えると
無事に生まれてきてくれただけですごい事だと思いました。
出産から2か月弱の現在はホッツ床を使用しての術前矯正を行っており、つぎはNAMを使用しての
鼻の矯正に入る段階に入る予定です。
息子の口唇口蓋裂との付き合いはまだ始まったばかりです。
これから口唇口蓋裂で生まれてくる子供のお父さん、お母さんに自分たちだけじゃないんだよ
というのを感じてほしい、そして私たち親子の経験が少しでも役に立ってくれればと思い
今更ながらブログを書くことにしました。
不定期更新になりますが、よろしくお願いします。