頭痛は頭に痛みを感じますが、脳そのものが痛みを感じているのではありません。
「通常、頭痛といわれるものには、以下の3種類があります。」
<群発頭痛>
ある期間に集中して頭痛が起こります。
片側の目の奥を中心に、「目の奥を抉られる様な」激しい痛みが起こります。これは目の後を通っている内頚動脈が拡張し炎症を起こす事によって起きる痛みと考えられています。
また、この血管を取り巻く涙腺や瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙が出たり瞳孔が小さくなる症状を伴うことがあります。
体内時計が関係していると言われていますので、日頃から規則正しい生活を心がける事が予防策といえます。
<偏頭痛>
頭の血管が広がり炎症を起こした為に発症する頭痛で、主にストレスや疲労、女性ホルモンが関係していると考えられています。頭の片側や両側に脈打つ様にズキンズキンといった痛みが起こります。体を動かしたり音や光による刺激を受けたり、運動やマッサージ、温めたりするなど血管を広げる行動は厳禁。痛む部分を冷やしながら暗くて静かな場所で横になるのがよいでしょう。
血管が拡張する理由には、「ストレスなどの刺激が誘因となり、血液中にセロトニンが分泌されて血管が収縮する⇒緊張がほぐれてセロトニンが減少し、血管が拡張する。」というセロトニン説や、「脳幹から出ている三叉神経が刺激されて、血管の拡張や炎症をもたらす神経ペプチドが分泌される⇒血管が拡張して炎症を起こし、更に神経を刺激して痛みを増す。」という三叉神経説があります。
<緊張型頭痛>>
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで、血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。
目の疲れやだるさ、、めまいといった症状を伴うことが多く、午後になって疲労が蓄積してくると、痛みが強くなります。
また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。
これらの頭痛で共通するのが、頭蓋骨の内外(首・肩)にある血管や筋肉・神経が刺激を受けて、頭(頚・肩)の血管が拡張したり狭窄されて痛みが起こるのだ。ということが分かります。
