「アヴェダ」が蜂蜜・蜜蝋も代替成功し、100%ヴィーガンへ | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の記事をご覧ください。

 

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ナチュラルヘアケアブランド「アヴェダ」はこれまでも動物実験を行わず、

一部の商品にハチミツ、ミツロウを使用していることを除いた、ほぼヴィーガン製品を世に送り出してきた。

 

この度、ハチミツ、ミツロウも別の成分によって代替することに成功し、100%ヴィーガンという目標を達成した。

 

ミツロウを排除することは、アヴェダの処方考案者たちにとっては最大の課題のひとつだったという。ミツロウは手触りの良さをもたらし、形状を整え、発色を良くし、滑らかさをもたらしてくれるからだ。

 

ミツロウの代替としては、石油由来の合成ミツロウがリップなどでよく用いられるが、アヴェダとしては、植物由来のバター類やワックス類などを活用したという。

 

****************引用終***************

 

 

植物由来の高機能ヘアケアブランド「アヴェダ」は、

創業当時から動物実験を行わず、蜂蜜・蜜蝋以外の成分の動物性を使わずに商品を開発してきたそうですが、

2021年に、ハチミツ・ミツロウの代替成分の開発に成功し、100%ヴィーガンのヘアケアブランドとなったそうです。

 

蜂蜜も蜜蝋もミツバチから採取されるものです。

 

ヴィーガンは、蜂蜜を食べなければ、蜜蝋が使用された商品を購入しません。

 

 

養蜂農家は、ミツバチを大切にしている。

養蜂業は、蜂を殺すわけではないから可哀相ではない。

こんな風に思っている人が多いかと思われます。

 

しかし、その考え方って卵や牛乳の考え方と全く同じですよね。

実際は、養鶏場酪農は虐待だらけであり、殺す産業です。

 

 

養蜂はミツバチを家畜化したもの、つまりはミツバチの畜産です。

Here's What's Killing Bees—and What You Can Do | PETA

 

養蜂家の目的は、ハチから蜂蜜を奪うことです。

 

そのため養蜂家は、ハチが蜂蜜を作った後、蜂蜜を人工甘味料とすり替えます。

ハチミツはヴィーガンですか?

 

このような不自然な食べ物を与えられることによって、ハチの体は弱くなり、

病気にかかりやすく、農薬にも負けてしまいます。

 

 

ハチミツの生成は、働きバチたちが花の蜜を採りにいくことから始まります。

体重の約半分の重さの花の蜜を、胃をいっぱいにして巣に持ち帰ります。

 

そして花の蜜を口から吐き出し、貯蔵担当の働きバチに口移しで渡します。

これが、ハチミツが蜂のゲロだと言われている所以です。

 

そして、貯蔵担当の働きバチが、羽ばたいて風を送り、口でかき混ぜて水分を蒸発させ、

それを繰り返すことで、ハチミツができます。

 

ミツバチたちは一生をかけてこの作業を行いますが、

一生をかかって作るハチミツの量は、わずかティースプーン一杯に満たない程度なのです。

 

我々人間は、これをわずか一時の食事のために、ジャブジャブと使っているのです。

美味しいとか便利といった欲のために。

 

 

 

養蜂家たちは、女王バチの羽を切りとっています。

効率良くハチミツを集めるには、1カ所にとどまってもらうのが最適なのは言うまでもありません。

 

そのため、女王バチたちは養蜂家によって羽を切りとられ、身動きが取れないようにされるのです。

vegankidsproject

 

言うまでもなく虐待でしょう。

鳥を飼っている人や動物園が、逃げないように鳥の羽を切りとるのと同じですね。

 

 

 

また、養蜂家たちは化学薬品を撒くのが一般的です。


 

ミツバチの天敵であるダニを駆除するためなどの目的があります。

 

しかし、この化学薬品はミツバチ自体を弱体化させます。

死亡するミツバチもいます。

 

 

 

哺乳類の家畜は、主に人工授精が行われます。

好きなオスメス同士で交尾をするのではなく、

人間の手によって、精子を絞り取られ、膣に精子を流し込まれるというおぞましい行為が、

牛や豚や馬や犬などに行われています。

 

これがミツバチにも行われることがあるようです。

以下は、人工授精の実際の映像です。

 

海外では人工授精技術が進んでいるようで、人工授精された蜂たちを輸入し、養蜂家たちはそのハチたちを利用しているのでしょう。

 

日本でも2020年に、石川県能登町の企業が人工授精を成功させてしまったようです。

 

 

これが蜂蜜の生産のごく一部です。

 

 

 

 

また蜂蜜のためではなく、受粉のためにミツバチが利用されることもあります。

 

焼却処分されてしまうミツバチたち① 

焼却処分されてしまうミツバチたち② 

焼却処分されてしまうミツバチたち③

 

 

 

ハウス栽培によって、旬の時期ではない野菜や果物を、効率よく育てるために利用するのです。

いちご農家は9割、メロン農家は8割が、受粉用ミツバチを利用しています。

 

寒い時期でも利用されます。
寒い時期は本来、仲間と身を寄せ合って暖を保ち、ジッとしながら体力を温存させ春を待ちます。

 

そんな時期でもハウスの温度を上げて、無理やり働かせていることや、

ビニールハウスという不自然で農薬まみれの環境下で、

特定の野菜や果物の蜜や、砂糖水という偏った栄養を摂っているため、

一定数のミツバチが病気になったり、死んだりします。

 

 

病気の蔓延を防ぐため、農家たちは受粉用ミツバチたちの利用を終えると、焼却処分します。

 

つまり、生きたまま燃やされ、殺されるということですね。

 

 

 

家畜として利用されているのは、セイヨウミツバチという種で、外来種になります。

 

日本の在来種である、ニホンミツバチとは異なります。

ミツバチの焼却処分③

 

 

養蜂によってセイヨウミツバチが増えた結果、ニホンミツバチの数は減少しています。

 

セイヨウミツバチはニホンミツバチよりも攻撃性が強く、時にニホンミツバチの巣を襲ってしまうそうです。

つまり、養蜂を盛んにするほど、在来種のニホンミツバチは減少していきます。

つまり、養蜂は、生態系に影響を与えることにつながっています。

 

 

ミツバチも犬や猫と同様に、大量に繁殖させられ、生体販売させられています。

 

犬猫の生体販売に反対している方は、ハチミツを食べないという選択をしなければ辻褄が合いませんが、

結局は自分の欲が絡めば別で、犬や猫さえよければそれでいいのでしょうか?

 

 

ハチは果物、野菜、ナッツの生産にとても重要な役割を果たしていますが、世界中で年々減少しています。

 

養蜂によるハチの弱体化や、農薬などの影響でしょうが、100年以内にはミツバチが絶滅すると考えられているようです。

ミツバチが絶滅すると、農業が出来なくなり、人間は4年以内に絶滅すると言われています。

 

もちろん人間が絶滅することは人間自身が引き起こしたことですから、自業自得と言えるでしょう。

しかし人間の活動が原因で、長い長い歴史を持ち、地球で暮らしてきた、何の罪もない野生動物たちが絶滅させられるのです。

 

 

 

アヴェダは、ハチミツやミツロウの代替に成功。

900種類以上の成分をひとつひとつ見直し、動物由来のものが含まれていないことを確認し、100%ヴィーガンの商品となりました。

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ハチミツに関しては、メープルシロップ、アガベシロップなど、植物性の甘味料が多くある中、

ハチを虐待飼育して、ハチミツを奪い、一時の食事を楽しむ理由がどこにあるのでしょう?

 

日本人はすぐに感謝して頂くなどと言いますが、ハチは別に人間のためにハチミツを作っているわけではありません。

頂いているのではなく、勝手に奪っているだけです。

 

あなたが一生懸命働いて得た金を、一瞬で強盗に奪われて、感謝して頂くなどと言われて許すんですか?

感謝して頂くと言った言葉の薄さ,浅さを、いい加減に日本人は学ぶ必要があります。

 

ハチミツを食べるのをやめましょう。

 

 

 

また受粉用ミツバチに関しては、旬の食材を食べる、ハウス栽培の食材を食べない、受粉用ミツバチを利用しない農家の食材を食べる、自分で作ったものを食べるなどの行動が必要になるでしょう。

 

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