メリーの毛が伸びてきました。
そろそろトリミングに行かなければなりません。
メリーは、2か月に1回くらいトリミングに行ってます。
これは前回のトリミングに行った時のビフォーアフター。
before
スッキリしました。
あと耳が可愛いですね。
私もブローとブラッシングを日々やってるんですけど、こうはならない
今は近場のトリマーさんにお願いしていますが、
トリミングに行く度に気になるのが、シャンプーの事ですね。
ほぼ間違いなく、動物実験されてるシャンプーでしょうから。
ヴィーガンのトリマーさんいたらお願いしたいんですけど、
「奈良 ヴィーガン トリマー」とかで検索しても、まぁいませんね。
全国レベルですら見つかりません。
こちらの方は、一応最近ヴィーガンになったと書かれていますが、
ただ投稿を読む限り、ヴィーガンというよりは、健康のための完全菜食主義者という感じですね。
動物実験不使用のシャンプーではなさそう。
もし、ヴィーガンのトリマーさんがいらっしゃったら教えてください。
特に、奈良か大阪。
ヴィーガンの方々はトリミングの際はどうされているのでしょう?
自分でカットするとか?
以下は、メリーについての詳細です。
メリーは、11歳の女の子です(2012年1月30日生まれ)。
8歳までブリーダーに利用され続けた、元繁殖犬です。
保護団体の方によって、ブリーダーから保護されました。
ブリーダーが歯の手入れを行っておらず、歯周病を放置されていたため、重症化し、歯はすべてありません。
なので、おもちゃで遊ぶ時は
おもちゃをくわえては、ポロポロ落としながら、それをまた自分で追いかけるという、メリー独自の遊び方になります。
さらに歯周病の悪化は、歯がなくなるだけでは終わらず、
メリーの場合は、下顎も溶けてしまっており、
それだけでなく、歯肉の中の骨が溶け、鼻と口がつながってしまっている口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)の状態なのです。
さらにメリーは、膝蓋骨脱臼のグレード2です。
ひざのお皿の部分が、内側や外側にはずれてしまう症状です。
トイプードルは、非常になりやすいらしいです。
脱臼すると、非常に痛がります。
なので、脱臼した場合は、膝の皿を元の位置に戻してあげなければなりません。
こちらは脱臼しないように気をつけはしますが、自分で勝手に足を上げて、脱臼することがしばしばあります。
さらに、外耳炎を放置され、耳の痛みに耐え続けていました。
耳を触っただけで暴れまわるメリーに、点耳を行うのは大変でしたが、今は完治しました。
さらに、メリーはアトピー持ち。
食糞もします。
(これはおしっこしているだけの図)
そんな人間のエゴのせいで苦労してきたメリーですが、今は我が家で平穏に過ごしております。
メリーの1番の楽しみは、散歩ではなく、遊びではなく、食事!
普段は2階で過ごしていますが、食事は主に1階でします。
メリーは、1階に行けると分かった途端に、テンションが爆上がりします。
食べ終わった後も、自分の料理を作っている私に常に付きまといます。
次をくれるかもしれないと、しっぽをビュンビュン振りながら常に待ち望んでいるわけです。
キッチンは、包丁があったり油が飛んだりでちょっと危ないので、追加のおやつをあげたりします。
自分のピザ作ったときの写真。
やはり、最後まで付きまとっていたメリーでした。
ピザは、卵・牛乳不使用食パンに、植物性バター、ケチャップを塗り、
植物性チーズ、たまねぎ、コーン、下味をつけた大豆ミートを載せたものです。
ブログの読者ならご存じの通り、私は完全菜食です。
そして、メリーも完全菜食です。
犬は雑食ですが、先祖がオオカミということもあり、
肉食に近い雑食なのでは?
植物性のものだけでは健康に問題があるのでは?
と思っている人も多いと思います。
そんな方は、以下の記事をご覧ください。
***************引用***************
犬はオオカミから進化したから肉食中心の食事がいいと言われることがある。
だがこれまでもブログで何度も書いているように、犬は家畜化の過程で人間の残飯を食べるようになった。
人類が農耕を始めると、炭水化物が多い食事に適応していったのである。
そして最近、シベリアの犬の食生活の変化と犬の体の変化を明らかにした研究結果が、カナダの考古学研究チームによって発表された。
記事はこちら→「考古学が明らかにした古代シベリア犬の食生活の進化」
シベリアの遺跡から出土した約9千年前から500年前の犬を調べたところ、犬の体が小型化(12kgから20kgが主流)してきたことがわかったという。
このようにオオカミよりも小型化したことで狩猟能力が低下して、さらに人間に依存するようになった。
三千年前の遺跡の犬たちは穀類や淡水魚などの人間の残飯と小動物を食べており、これは現代の犬の食生活と同じである。
犬は肉食というのはオオカミのイメージに引きずられすぎた考えであり、
犬にはすでに七千年前から炭水化物を消化する遺伝子の適応が起こっているのである。
これは考古学研究だが、現代の犬を対象とした栄養学的研究でも、犬の食事はむしろ菜食の方が適していることが示唆されている。
「ヴィーガンドッグフード対肉ベースのドッグフード:ガーディアンが報告した健康指標」
という大規模で包括的な研究では、自分の犬の食事として、
従来の肉 (1,370 = 54%)、生肉 (830 = 33%)、またはヴィーガンフード(336 = 13%)のいずれかを与えた 2536 人のデータを収集した。
その結果、健康障害を起こした犬の割合は、49%(従来の肉)、43%(生肉)、36%(ヴィーガン)であった。
これを受けて著者は次のように結論付けている。
「犬にとって最も健康的で危険性の少ない食事は、栄養的に健全なヴィーガンフードであることを示している」。
近年では犬にヴィーガンフードをあげる人も増えてきており、ときどき紹介しているマークベコフ博士(進化生物学、動物行動学)も次のように述べている。
「私が家庭と心を共にした多くの犬たちは、ヴィーガン食を楽しみ、非常に活動的で、健康で、幸せで、長生きした。
私は、従来の肉食の犬たちと何の違いも感じなかったし、獣医師もそうだった」。
わたしも犬たちにはヴィーガン食(栄養素計算した手作り食と市販のヴィーガンフード)を提供していた。
犬たちはそれに加えて、散歩中に自分でミミズや小動物やその糞などを食べていた。
****************引用終***************
犬は人間に家畜化されたことにより、人間の食事に適応していきました。
そして研究結果により、犬は菜食の方が健康に生きられることが証明されました。
豆をくわえた犬のように...ビーガン食は犬の健康を助けることがわかっています
こちらは研究結果の論文になります。
事実、メリーは何の問題もなく、日々を健康に過ごしております。
先ほどの記事を書かれた方は、「アニマルライツを尊重した犬育て」の犬猫の行動カウンセラーをされていますが、
彼女が保護している犬たちは、すべて完全菜食で健康。
また、犬だけでなく鹿も保護されている、こちらの方の犬たちも、すべて完全菜食で健康。
犬猫のシェルターをもつ、LIAの犬たちも、すべて完全菜食で健康です。
つまり、犬は完全菜食で何ら問題ないどころか、何ならより健康になれるという研究結果も出ているということです。
そもそもですが、犬を保護して、他の動物を殺していたら意味がないですよね。
以下は、仲間の鹿を ハンターに殺された鹿の映像です。
殺した狩猟者が目の前にいる恐怖の中、必死に仲間を起こそうとしています。
鹿にも感情があります。
犬や我々と何の違いもありません。
目先の犬は辛い目にあったら可哀相だけど、
裏側で辛い目にあっている牛・豚・鶏・魚・野生動物達はどうでもいいんですか?
自分の犬さえよければいいんですか?
日本人はすぐに感謝していただくなどと言いますが、あなたは感謝されたら上の鹿のように撃ち殺されたり、仲間を殺されたりしてもいいですか?
感謝されたらあなたの犬は撃ち殺されてもいいんですか?
健康うんぬん以前に、倫理的に動物を食べるのは間違っているということです。
私は、メリーのドッグフードに「Wish ヴィーガン」を購入しています。
Wish ヴィーガンは小粒です。
ドライフード以外にも、サツマイモ、ジャガイモ、ナス、カボチャ、豆腐、リンゴ、柿、デーツなども大好きなのであげています。
自分さえよければいい、自分のペットさえよければいいという考えは捨て、
すべての動物の犠牲を減らす選択をしていきましょう。
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