今朝は雨がシトシトと降っていたので、犬たちは散歩に行かず室内で静かに過ごしていました。

 

犬を尊重する犬育てを提唱している友人(川上さん)の今日のブログに犬の食事に関する記事が書かれており、興味深かったのでこのブログで紹介しよと思います。

 

犬はオオカミから進化したので肉食中心の食事がよいと言われることがよくありますが、記事に犬は家畜化の過程で人間の残飯を食べるようになり、人類が農耕を始めてから犬は炭水化物が多い食事に適応していったと書かれています。

 

●「犬は肉食?考古学と栄養学の見解は」の記事はこちらです。下矢印

 

 

カナダの考古学研究チームが古代シベリア犬の食生活の進化を研究したところ、犬は七千年前から炭水化物を消化する遺伝子の適応がみられることがわかったということです。

 

オオカミから進化した犬のイメージが強く、犬は肉食と考えられがちですが、実はそうでないことがこの考古学研究からも理解できます。

 

そして現在、犬の栄養学的研究では犬の食事は採食の方が適していることが示唆されているということです。

 

「ヴィーガンドックフード対肉ベースのドッグフード:ガーディアンが報告した健康指数」という大規模で包括的な研究が行われ犬にとって最も健康的で危険性の少ない食事は、栄養的に完全なヴィーガンフードであることを示している」と結論付けられています。

 

また、動物認知行動学・進化生物研究者であるマーく・べコフ博士も、このように述べているということです。

 

「私が家庭と心を共にした多くの犬たちは、ヴィーガン食を楽しみ、非常に活動的で、健康で、幸せで、長生きした。私は、従来の肉食の犬たちと何の違いも感じなかったし、獣医師もそうだった」。

 

我が家の犬たちはPONOPONO犬育てを本格的に実践し始めた時からヴィーガン食(ヴィーガンフードに手作りヴ―ガン食)です。

 

PONOPONO犬育てを実践する前は、犬たちに「しつけ」や「トレーニング」を行っており、「しつけ」レッスン日は、犬たちは大量な肉と添加物たっぷりのジャンクフード(加工食品・犬のおやつ)を食べていました。

 

レッスンには犬の気をひくために嗜好性の高い食材・食品を用意するのが一般的で、レッスン時にはそれらをどんどん犬に与えるのです。

 

先代犬のるなちゃん(故2013年)は、トレーニングとわたしの関係性によるストレスや偏った栄養バランスなどにより、皮膚疾患、消化不良など頻繁に起こし、るなちゃんは7歳をむかえる前に亡くなりました。

 

解剖していないのでるなちゃんの死因は不明ですが、獣医師によると「おそらくガンが原因だろう」ということでした(わたしが気付く症状が出た時には手遅れの状態でした)。

 

我が家の犬たちが完全にヴィーガン食に切り替えたのは5年ほど前です。

 

ヴィーガン食になってからも犬たちは食事を楽しみ、デザートやおやつ(果物など)も変わりなく楽しんでいます。

 

動物性を食べているとき犬たちは興奮しやすかったのですが、動物性を食べない生活では食による興奮もなく、本当に食事を楽しむということができているように思います。わたしがゆったり食事するように犬たちもゆったり食べその時間を楽しんでいるかのようです。

 

犬の春ちゃん(♂11歳)は消化不良による下痢、犬のひよりちゃん(♀8歳)は皮膚疾患でよく病院通いをしていましたが、今の暮らしになり全くなくなりました。

 

新たな研究結果とともに、わたしたち同居人の知識を更新して犬たちの暮らしと健康をよりよいものになるとうれしいなと思います。

 

 

今日の犬と鹿たち

 

スノコパレットの上でスヤスヤ休むひよりちゃん。

ここ↑に鹿のすぐるちゃん(♂5歳)があがろうとすると、他の場所にいるひよりちゃんが「ここわたしの場所!」と言いにくるのでおもしろいです。

 

最近、より仲良しなすぐるちゃん(左)とのぞみちゃん(♀推定4歳・右)。

 

 

犬の春ちゃんは、井戸小屋の床でスヤスヤ。

「しつけ」や「トレーニング」をしていた頃は春ちゃんは室内大好きで同居人から離れない犬でしたが、今の暮らしになり春ちゃんが自分の意思で自由に行動できる環境では春ちゃん、実はアウトドア派だった!ということが明らかになりました。

 

わたしたちが環境で心の状態や行動などが変化するように

犬たちもそうなんだと、わたしと春ちゃんとの繋がりを知れて

わたし(人間)と春ちゃん(犬)は違う種だけれど

同じ動物であることをうれしく感じた出来事のひとつです。照れ

 

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