猛暑の中、馬を全速疾走させ、追い回し、熱中症で死亡させる祭典 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

またもや日本の動物虐待イベントで、馬が死亡しました。

 

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【 相馬野馬追 】動物虐待‼️

35度以上の猛暑の中
街を練り歩いたり、全速疾走さたりして開催🥵

 




⚠️ 2頭が熱中症で死亡


⚠️ 馬111頭は「日射病」(361騎中)  


⚠️ 熱中症などで83人救護 

※連日朝から30°C以上の猛暑の中
 福島県の相馬の馬追いは7月29日から3日間行われました

人が着ている甲冑も何キロもありとても重く
約70キロ〜85キロの人間を乗せ
馬にも装飾し とても暑い状態で全速力で走らせます🐎



又、開催前にも馬達は
猛暑の中、何日も何日も乗馬練習をさせられているので
かなり酷使されている状態の上に3日間走らされます


スケジュールは3日とも朝からとてもハードで
30日の本祭りは9時30 分〜お行列 野馬追通りが始まり

なんと1番暑い昼に🥵

⚠️12時〜メインの甲冑競馬 (雲雀ヶ原祭場地)
⚠️ 13時〜神旗争奪戦 と1番暑い時間に開催され
夜の19時30分まで火の祭りが行われます

⚠️相馬市で午前10時半の気温が33度を超える
  暑さとなり最高気温は35.2°C

この暑さの中、馬も人間も非常に危険な状態で明らかに動物虐待です!



🐎_____講義して下さい‼️_____🐎

※電話で問い合わせをした所追馬に関しての取り決めは全て
「相馬野馬追執行委員会」でしているという事で
 アクションはこちら!

相馬野馬追執行委員会 ← ご意見はここ
☎️ 0244-22-3064

※執行委員長→ 門馬和夫南相馬市長

相馬野馬追執行委員会Instagram → 
@soma_nomaoi

その他
☎️南相馬市市役所 0244-22-2111
☎️ 相馬中村神社 0244-35-3363
☎️ 相馬小高神社 0244-44-2323

福島県公式Instagram
→→→
@realize_fukushima

(福島県は関与しないとの事ですが
 騒ぐ事が大事かと思うので一応記載しておきます)

🐎 以下 朝日新聞ニュースより〜

福島県相馬地方で7月29~31日にあった今年の相馬野馬追を巡り、執行委員長の門馬和夫南相馬市長は7日の記者会見で、熱中症の発生が昨年の約4倍に急増したことを明らかにした。馬も2頭が暑さなどで命を落としており、日程変更に向けての議論を早急に進める考えを示した。
 
市によると、期間中に熱中症の手当てを受けたのは観客74人と騎馬武者9人の計83人で、うち11人が救急搬送された。馬が命を落としたのは過去5年間で昨年の1頭に続き計3頭となった。今年出場した騎馬武者は361騎だった。

福島地方気象台の観測では、南相馬市でメイン行事が行われた先月30日の最高気温は隣の相馬市で35・2度に達し、昨年より5度以上も高かった。
野馬追の日程は「人馬の負担軽減」などを理由に変更するかどうかの検討を進めることが決まっているが、門馬市長は「速やかに協議すべきだという声が既に出ている」と説明。

来年(7月27~29日の予定)も含め、真夏ではない時季に変更できるかどうかの話し合いを急ぐという。

 

****************引用終***************

 

 

 

福島県の7月29日~31日に「相馬野馬追(そうまのまおい)」という馬利用イベントが行われました。

 

この3日間は、それぞれ最高気温38.2℃37.9℃36.8℃の猛暑日です。

 

この猛暑の中、強制的にイベントに参加させられた馬たちは、

111頭が日射病になり、2頭が死亡しました。

https://www.youtube.com/watch?v=0FF9OzLFxPY

 

 

 

 

「相馬野馬追」は、福島県相馬地方で7月末に3日間行われる祭典です。

 

****************引用****************

 

相馬野馬追は、相馬中村神社・相馬太田神社・相馬小高神社3つの神社の祭礼として、

雲雀ヶ原祭場地(ひばりがはらさいじょうち)を中心に旧中村藩領各地で開催され、

お繰り出し、御行列・甲冑競馬・神旗争奪戦・野馬懸などを行います。

 

その起源は、伝えによれば今をさかのぼること一千有余年の昔、

相馬氏の遠祖とされる平将門が下総国小金ヶ原(現在の千葉県流山市付近)に野生の馬を放して、

野馬を敵兵に見立て追う軍事練習として、

さらに毎年捕らえた野馬を、神前に神馬として奉納した(神事)として始まった、と言われています。

 

その後、相馬氏は、鎌倉時代より幕末までお国替えのなかった希少な名族として、

元亨3年(1323年)頃、奥州行方(なめがた)郡(現在の南相馬市)に移り住んでからも、

代々の相馬領主が明治維新までこの行事を連綿と続け、現在でも総大将は相馬氏の子孫が受け継いでいます。

 

昭和53年5月22日  【国の重要無形民俗文化財】として指定されました。

 

開催日: 毎年7月の最終土・日・月に開催となります。

 

****************引用終***************

 

 

1000年以上もの歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されているという、非常に厄介な行事となります。

 

 

この行事に参加させられる馬は約400頭。

 

「甲冑競馬」という名の競馬で全力疾走させられたり、

 

「野馬懸」といって、馬が広場に放され、それを人間が捕まえるために、

追い回されたり、飛びつかれたり、ぶら下がられたり、毛や耳を引っ張られたりします。

 

 

 

 

 

1番に捕らえられた馬は神前に奉納され、

他の2頭の馬は「駒ぜり」という名の競りにかけられ、その場で売り飛ばされるようです。

 

 

相馬野馬追に参加させられる馬たちは、9割が元競走馬のようです。

 

つまり、競馬の馬として用済みとなり、馬肉などとして殺される予定だった馬たちです。

 

そして、この行事が終われば、大半の馬はおそらく同じ運命をたどるのでしょう。

 

猛暑の中働かされることで、多少命を長らえましたが、

熱中症で死亡した馬たちにとっては、眉間にと畜銃を打ちこまれてから首を切られて死ぬのとどっちが良かったか、という話です

 

 

諸悪の根源は競馬です。

 

相馬野馬追は、日程を変えて暑いを避ける予定だそうですが、そうなればこの祭典は正当化されるでしょう。

だって、競馬で用済みとなった馬が、この祭典のおかげで多少生きながらえるわけですからね。

 

そもそも虐待・虐殺産業である競馬が良しとされている現代が狂っており、

それを良しとしているからこそ、馬利用イベントが容易に正当化されます。

 

 

上げ馬神事に反対しておきながら、競馬をやっている連中や擁護している連中はゴロゴロいます。

 

 

馬は人に乗られることから望んでないですから。

 

にも関わらず、口に金属を生涯に渡ってつけられ、ムチで撃たれ、全速力で走らされ、重りを引かされ、勝てなくなった順に殺されていく。

 

勝っても種馬として酷使される。

メスは人工授精という名のレイプ。

 

こんなものを良しとしている限り、そりゃ伝統行事くらいカワイイものとなっちゃいますわね。

 

 

今回の熱中症騒動があっても、開催日程の変更に賛成の人はたったの53%だそうです。

 

しかも、福島県南相馬市の執行委員長は、日程変更に最短で2年以上かかるとか言ってるらしいです。

 

日本人の倫理観は一体どうなっているんでしょう。

 

 

今回の件を抗議し、日程変更には必ず持っていきたいところですね。

 

 

 

さて今回のように、日本には動物虐待の祭事・行事・神事が数多くあります。

 

先ほどの上げ馬神事に加え、

 

 

・蛙狩り神事

 

・厄払い鯉の放流

 

・アヒル取り競

 

などがあります。

 

 

 

 

そして、ここで良いお知らせです。

 

愛知県知多郡東浦町には、おまんと祭りの「駆け馬」という虐待イベントがあり、昨年まで行われていました。

 

 

こちらも今回の野馬懸のように、走り回る馬に飛びつき、ぶら下がるという行事です。

 

 

野馬懸よりもひどく、馬を走らせるために、叩いたり、蹴ったりもします。

 

 

 

 

この動物虐待祭りは、今年から廃止になることが決定したそうです。

↓東浦町出身でヴィーガンの落語家、立川平林さんのブログ。

****************引用****************

 

「朗報、おまんと祭りの廃止」

 

我が東浦町の、おまんと祭り、駆け馬行事が、今後中止になることが決まりました。

理由は、若衆の人材不足、祭礼関係者のモラルへの苦情、寄付金の低下。が、あげられておりますが、

この原因が、すべて動物虐待であるからです。

動物虐待のような祭りには、参加したくありませんし、観客も見たくありません。

このような動物虐待に、参加するような者に、モラルなど求められる訳が、ありません。

もちろん、動物虐待に寄付金を出す訳がありません。

それなのに、中止にした理由を、動物虐待であるから。と、言えないのは、

まだ、残念ながら、東浦の他の地区や、また知多半島には何ヶ所か、まだ中止を宣言をしていない所があるからです。

このような、野蛮な悪習、動物犠牲の神事は、早く辞めなければ、汚名ばかりが、広がるはずです。

我が町、東浦の私の地区である石浜が、おまんと祭りの中止を決めて頂いたこと、本当に感謝を申し上げます。

賛同して、SNSで拡散して下さったり、コメント頂いたり、関係各所へご意見をして下さった皆様のお陰であります。

ありがとうございます。

 

三重県の多度大社の、上げ馬神事も廃止にするべき同じ状況になっているかと思います。

 

****************引用終***************

 

 

立川平林さんは、この馬虐待イベントに対して声を上げていました。

 

すると東浦町は、毎年、東浦寄席に参加していた平林さんをクビにしたのです。

 

都合の悪い発言をされただけで、16年参加してきた、東浦町出身者を簡単にクビにする。

言論封殺。

町長がどういう人物か、この町がどういう町なのかが透けて見える出来事でした。

 

 

しかし、動物虐待に対するクレームが多かったのか、結局、おまんと祭りは中止に。

平林さんの行動では無駄ではありませんでしたね。

 

 

熊本県産山村の「うさぎ追い」も、批判の声を受け、来年度は中止にすると産山村が公式に発表しました。

 

ネットで声をあげても意味がない、電話しても迷惑だ、などと言う人がいますが、

批判の声を大勢であげるのはとても重要だということが証明されました。

 

ネットで声をあげても意味がない、電話しても迷惑だ、などと言う人は無視して、ガンガン声を届けていきましょう。

 

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