ひっそりと暮らすウサギに不必要な恐怖を与える | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

大人や子供が棒を持ちながら、草をかき分けています。

 

次に、男性2人が「やったやったー」と言いながら、何かを押さえつける場面になります。

男性が押さえつけていたのは、野ウサギ。

 

男性が野ウサギの両手両足を持って掲げると、歓声が上がります。

 

そのウサギを触る大人や子供。

 

捕まった野ウサギは、カゴに入れられました。

恐怖で暴れています。

 

 

これは、熊本県産山村で先日行われた「うさぎ追い」というイベントです。

 

 

うさぎ追いとは、一体何なのか。

産山村の公式ホームページより。

 

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天候にも恵まれた2月11日(土曜日)、参加者122人が「チョイ棒」と呼ばれる長さ1メートルほどの竹を片手に、草原に繰り出しました。

 

まずは4班に分かれて、丘に一列に並びます。

 

合図にあわせ、下手の窪地に張られた網に向かって100メートルほどを「チョーイチョイチョイ」と声を出しながら一斉に下り、ウサギを網に追い立てて捕まえる作戦です。

 

牧野でウサギを追う参加者たちの様子

 

「チョーイチョイチョイ」は追うときの言葉。

その昔、学校行事としてうさぎ追いが行われていたときも、子供たちは「チョーイチョイチョイ」と声を出して追っていたそうです。

牧野でウサギを追う子供たちの様子


牧野をチョイ棒で叩きながら、「チョーイチョイチョイ」と声を張り上げ、窪地に張られた網わなへ草地に潜む野ウサギを追い込む参加者たち。

草原の中でうさぎを追う参加者たちの様子

 

草むらから2羽の野ウサギが飛び出し、網に掛かると大きな歓声が上がりました。

 

 

本村における「うさぎ追い」の歴史は古く、昭和20年代中頃には学校行事として定着していたとされています。

冬山を駆け回って学校に戻り、用意されていた鶏ご飯を食べるのを子供たちが楽しみとした恒例行事でした。

 

1996年以降は学校行事から産山村が主催する冬の観光イベントへと代わり、広く村内外に参加者を呼びかけてこれまで開催しています。

 

今年の草原で出会えた2羽のウサギには「チョイチョイ」「うさやま」とそれぞれ名づけられた後、草原に元気に戻っていきました。

 

野ウサギが棲むカヤの草原が広がる阿蘇郡でも、今では産山村でしか行われていないうさぎ追い。

日本の原風景でもある「うさぎ追いしかの山」を守り、次の世代にいつまでも伝えていきたいと考えています。

 

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要するに、大人数で野ウサギを追い込み、捕らえて、名前をつけて野に返すという、動物虐待イベントです。

 

野ウサギは突然、人間たちに追い込まれ、大人数の人間に囲まれ、ベタベタと触られ、恐怖でしかないでしょう。

 

「故郷(ふるさと)」という歌に、「兎追いし かの山」という歌詞があり、ほのぼのと謳われていますが、

よくよく考えると、あの時代の野ウサギも、人間に追いかけられて恐怖でしかなかったのでしょうね。

 

 

産山村では、昭和20年代には学校行事としてウサギ追いが定着し、1996年に産山村のイベントに代わったとあります。

↑こちらは、2014年に捕まったウサギの映像です。

 

伝統行事という言い分のもと開催しているようです。

 

 

しかし、昭和20年は1945年。

ということは、まだせいぜい80年程度です。

80年で伝統というなら、日本のそこら中に伝統があることになりますね。

 

 

伝統という言葉を聞くと、あっという間に思考が停止するのが日本人。

 

****************引用****************

 

「うさぎ追いの件、反対運動には賛成ですが、村の文化やそういう伝統行事があった経緯を否定するのは止めた方が良いと思う」

 

「行事として定着してるなら自分は反対はしないわ。今は食べないだけで、元々は狩りだったんだろうし。同じ理由で闘牛も闘鶏も反対はしない」

 

という意見もある。

 

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上記の1つ目の主張に関しては、何を言っているのかがよく分かりません。

「反対運動には賛成だけど、文化や伝統行事の経緯を否定するのは止めた方が良いと思う」

野ウサギを不必要に虐待するなという話であって、誰も経緯を否定していないでしょうっていう。

 

2つ目の主張がまさに日本人らしいです。

「行事として定着しているなら反対しない。同じ理由で闘牛も闘鶏も反対はしない」

ということは、この方からすれば、この世の全ての虐待は、行事として定着化すれば正当化されるようです。

 

ちなみに、アフリカなどでは「女性器を無麻酔で切除する」という伝統がいまだにあり、

女性は激痛を味わい、完治まで何週間もかかったり、トラウマを抱えたり、死んだりすることもあるのですが、

この方によると、これも行事として定着しているから反対しないのでしょう。

 

そして、闘鶏の悲惨さは、動物問題に詳しい方や、私のブログの読者の方ならご存じの通りです。

 

無意味に戦わされ、大ケガをし、頭蓋骨が見えるほど深い傷を負ったり、眼球がつぶれたり、とれたり、

 

 

用済みになった軍鶏たちは、ゴミとして捨てられるわけですが、

 

同じ理由で反対しないそうですよ。

 

その方が、ただ無知なのか、倫理観がないのかは知りませんが、

前者だとすれば、知識もないのに分かったように意見するのはやめていただきたいものです。

 

 

今回のうさぎ追いの件について、メール、署名、電話アクションを募集されています。

 

****************引用****************

 

「捕まえたぞー」。阿蘇の山なみに歓声が響いた
熊本県産山村の冬の風物詩「うさぎ追い」が11日
同村の原野で開催された。3年ぶり

元々は狩猟がベースのうさぎを追い立てる"伝統"行事だそう

要するに、うさぎを追い、散々怯えさせ、人間の臭いつけて、野に放つ

「放つからいい」なんかないです
動物虐待を伝統として続けるのはもうやめて欲しい

というわけで来年も開催されないように、
✅署名出してくれた方いたので、
よかったら賛同よろしくお願いします。


✅併せて産山村の問い合わせフォームも貼りましたので
良かったらご意見よろしくお願いします。


電話は0967-25-2211

常々思うのは、いろんな伝統が消えいく日本なのに何故か蛙狩行事など動物虐待伝統が残るという不思議

 

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日本は動物虐待イベントが他にもあります。

 

・蛙狩り神事

 

 

・厄払い鯉の放流

 

 

・駆け馬

 

 

他にもまだまだあります。

 

 

かつては、愛媛県で豚のロディオという、鳴き叫ぶ豚の上に乗っかり、観衆が爆笑するという、

すさまじい動物虐待イベントもありました。

乗られたことによって、足を痛めて引きずる豚もいたのです。

 

この凄まじい動物虐待イベントは、アニマルライツセンターなどの活動により、2017年に何とか廃止となりました。

 

2017年ってつい最近の話ですよ。

現代の愛媛県の一部の人たちは、豚を虐待して、あざ笑っていたんです。

これが日本の現実です。

日本人は動物に共感できる人は、とても少ないんです。

 

共感力のある、あなたの声が必要です。

日本の動物虐待イベントに反対の声を上げましょう。

 

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