人と病気と免疫と食事・・・牛乳の粉が野球の線引きに使われる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

たまには、医学、健康、病気、菜食について勉強してみましょう。

 

こちらの動画「アニマルライツチャンネルVol5 [新型コロナ、免疫、そして動物]」より。

 

動画で語られている年配の方は、熊本で開業医をされている藤好建史医師です。

大腸肛門の病気の専門家で、数多くの大腸がんやポリープや肛門疾患の手術を行い、今も藤好クリニックで活躍されています。

 

藤好先生は他の病院と違い、患者さんの食事療法も含め指導をされています。

その食事とは菜食です。

病院には多数の食事に関する書籍が置かれ、玄米菜食を基本とした食材が売られており、多くの患者の病気を改善されています。

 

 

動画で語られている内容。

 

何が病気を作り出しているのか?

なぜ菜食なのか?

人の免疫を支配しているのは何か?

肉で元気になるというは本当?

アメリカで牛乳の粉が野球の線引きに使われる理由とは?

日本の食事医療が遅れている理由とは?

 

****************引用****************

 

この10年間ほど、医学はDNAを中心にして急激に進歩しました。

西洋医学というのは約250年前から抗生物質や手術を中心に進歩してきたのですが

この10年間でとても考えられないほどの新しい世界に入り込んでいったのです。

実は2001年、クリントン大統領は人間のDNAを決定したいという壮大な計画を立てて世界に呼び掛けました。
その結果、1380億円のお金をかけて人のDNAというのを決定することができたのです。

それから20年。
現在はヒトのDNAや、植物その他のDNAを決定するのに必要なお金は、わずか7000円まで下がりました。

その結果、ありとあらゆるDNAが測定されることが可能となり、薬やいろんなものの治療の効果を前もって予測することができるようになったんです。

例えば、この薬をこの人にこの病気に使うということが、この方の場合、このDNAから考えて有効性があるかどうかということです。
わずか10年前まで、薬というのは病気に対して病名で出されました。
個人に効くかどうかということは分からなかったからです。

ところがDNAが分かるようになって、この人のDNAにはこの薬は効くけれども、この人のDNAにはこの薬は効かないということが分かるようになったんです。

例えば、抗がん剤の治療もそうですね。

以前は抗がん剤というのは、手術の後、再発しないように念のため使うということが大半でしたけれども、

今はがん細胞と、その方のDNAのタイプから薬を予測することができるようになりました。

この薬はこの方には効かないということがはっきり分かるようになったんです。

これほどDNAというのが医学の発展に大きく寄与したのは、わずかここ10年です。


で、そのDNAから、我々の身近なものに見えてきたのが、腸内細菌です。

もともと腸内細菌というのは、体の外へ出るとすぐ死んでしまうために、研究の対象からどうしてもはずさざるをえませんでした。

1000種類以上あり、数としては200兆個ものDNAを含んでいます。

ところが外へ出るとすぐ死ぬために、腸内細菌というのが人の体の中でどういう働きをしているかということがよく分からなかったんです。
しかし、この腸内細菌の働きがこの10年間であっという間に分かるようになりました。

それは、腸内細菌というのはヒトの免疫を支配しているということが分かったのです。

免疫には、T細胞、P細胞、ガンマグロブリンとか、ナチュラルキラーといった

よそから入ってきた細胞やウィルスを攻撃するいろんな種類があります。

いろんな人によって、細菌だったり、ウイルスだったり、怪我があったり、化膿があったりするわけです。

その時に、いつも免疫を高めておくのは非常に効率が悪いので、
腸内細菌が、オーケストラでいけば指揮者の役目をしているわけです。

今日入ってきたウイルスに関しては、あなたが一番適正だからあなたが戦いなさい

という命令を腸内細菌が出すと、一気に数百万倍にその免疫細胞が増えて、敵を攻撃します。

すなわち人間の免疫の本体は、腸内細菌にあるということが、この10年で理解できるようになったわけです。


その結果、病気の研究の項目が変わってきました。

 

今までは、人と病気と免疫という3つの項目で研究がなされてきたんですが、


現在の先端は、人と病気と免疫と「食事」という4つの項目に変わったんです。
 

なぜか。

 

食事が腸内細菌を大切にしているからです。

 

腸内細菌は一人では生きていけません。
人が食べた食事によって、腸内細菌は増えたり減ったりするからです。
ここが大きな医学の変換点になりました。

そして2018年の4月。

ついに、イギリスのランセットという有名な医学雑誌に、
「糖尿病は食事で改善が可能である」という報告が出されました。

これは世界に衝撃を与えたのです。

糖尿病という病気は皆さんもご存知かもしれませんが、
多くは、一旦 膵臓の機能が落ちると、ゆっくりインシュリンが必要になり、

失明し、透析が必要になり、下肢切断まで進んでいくものと考えられていたからです。

もちろん時々、突然、糖尿病が治った報告はありました。
しかし、それは理由がわからないために、どうしても学問としては取り上げられませんでした。

今回のランセットの報告の特徴は2つあります。

糖尿病の治療に、腸内細菌を目的とした食事を取り入れたこと。
腸内細菌を増やす食事を、非常に大きなメインにした。

もう一つは、これは少し前から分かっていたんですが
ヒトの血糖というのは、筋肉の中に糖が入り込んで、そこで消費されて糖が減っていきます。

ところが、その筋肉の中にあるチャンネルが、動物性の食事をある一定量以上食べることで塞がってしまうということが分かったんです。

すなわち、糖だけとっても、決して糖尿病にはならないということですね。

 

糖と動物性の脂肪を同時に取ると、体の中に血糖が常に高血糖として回り、これが結果 炎症を起こすのです。
現在コロナで言われている炎症というのはまさにこれです。

この2つに注目したところから世界が衝撃を受けたわけです。

 

そして当然のことながら、世界各地でテストが次々と行われました。
そして報告される。

糖尿病はやはり食事で改善が可能だということは、2019年、沢山の同意とともに発表されたのです。

世界では衝撃的な事になりましたから、日本ではそれほど大きな問題としては取り上げられていません。
それは日本特有の大学の制度にも問題があるというのは含んでいます。

このような結論から何が考えられるか。

最も大きなことは、人の病気というのは、

慢性の病気は、癌や、糖尿病、高血圧、心臓病、
こういったものは、その人の遺伝子が原因して人が病気になるのではなく、
その人の遺伝子に合わない習慣や、食食習慣が病気を自ら作り出しているということが分かったのです。

すなわち、急性の外傷は別として、
慢性の病気というのは、知らないうちにその人が合わない食習慣で自分が作ったということです。

しかも、今回の研究を最も大きな希望に満ちた点は、それを食事を変えることで治すことができるという報告にあります。

ここで、私ども考えますのは、人と動物というものを、もう一度見直してみたいと思います。

人というのは、数百万年をかけて環境を自分で作っていきました。
服を着て、家をつくり、暖め、環境を自分で作ったのです。

 

その結果、世界の各地の人たちのDNAは驚くほど均一です。

一方動物たちは、絶滅の寸前まで追い込まれて、自分たちを変えました。
毛のない種類、薄い毛が生えている種類、硬い表面の種類、ふさふさした毛がある動物。

同じDNAなのにです。

その結果、動物たちは自分に合うものを理解することは、危険を察知することは今でもできると言われています。

ここで人をもう一度見直してみますと、人に最も近いチンパンジーの場合、
チンパンジーは、食べ物の豊富な森に住んでいますと、生涯でガンになるのは約3%です。
人は50%。

では、チンパンジーを動物園で飼うとどうなるか。
一気にガンが増えます。

人と同じ物を食べさせると、当然のことながら50%がガンになります。

例えば、現在コロナで有名になっている鳥のウイルスに関して考えますと、
ニワトリというのは、自然においておけば、300体以上の集団は作りません。
危険だからです。

しかし人はニワトリを、日本の場合、2万羽の集団を作ります。

アメリカでは10万羽です。

密集させ、そのことが特殊なウイルスを次々とつくり出しているのです。

SARSもエボラも全てそうです。

ハンセン病も、元々これは水牛の病気です。

水牛を密集させるという、水牛にはありえない世界を人間が作り出したために、
ローマの時代にハンセン病が急激に起こったのです。

このように病気は、ウイルスや人を介して、人が次々と作ってきたんです。

そのことをまず、ここでもう一度、見直さなければならないと思っています。

私たちはこの長い年月の間に、知らずに自らに合わない病気を次々と作ってきました。

人種がいかにも多くあるかのように考えますが、いろんな国から国へ移住した集団を調べますと、
移住した人たちは15年から20年でその国の人たちと同じ病気になります。

すなわち、人種というのは殆ど存在しないということが、現在のDNAから分かっているのです。

先ほど言いましたように、人は環境を作ったために、世界中ものすごく同じようなDNAの人たちがいるのです。
当然のことながら、一つのウイルスが一気に広がるのはそのためです。

そこから、このような中から見えてくる病気の発生というのは、

食習慣の違いによるものが最も大きいということが、今回のいろんな研究で分かりました。


食は腸内細菌を作り、その腸内細菌の正常なものが免疫を作り、人の体を守っています。

例えば、動物性の食べ物や、白いパン、白米、うどん、そば。

こういう精製加工したデンプンや糖分は、食物繊維にとっては食事ではないのです。
その結果、食物繊維は飢えてしまいます。

そうすると何が起こるか。

食物繊維も必死ですので、人間の腸の壁を少しずつ食べるようになります。

そうすると、今までは腸の壁から血液の中に入って来なかったような、

腸の壁は粗い目になってしまいますので、異物が入り込み、それが異種タンパクとしてアレルギーを作り出すのです。

グルテンなど、非常に大きな分子を持ったものは、本来決して人間の体に入ってきません。

ところが、腸の壁が薄く薄くなっていくことで、それがアレルギーを作り出す。
まさに人が、腸内細菌を飢えさせるために、自分の中の異種タンパクを作り出しているのです。

このようなことが、この病気の本体として、この10年間に理解されることになってきました。


最後にお話したいのは、いかに人にとって腸内細菌が大切なものであると同時に、

動物たちを密集させる危険が、いかに危険なものであるかということを今度の研究は示しています。

 

動物を今のまま密集させれば、コロナぐらいでは済まないような、ペストのような強烈なものが一気に出て来る可能性はいくらでもあるのです。



Q:普段はどういう食事をしたらいいっていうことをご指導されているんでしょうか?

A:私の本業っていうのは腸の病気でして、

炎症性腸疾患って言われる、潰瘍性大腸炎クローン病などがあります。

 

これも腸内細菌を正常化することで、元に戻すということがかなり可能なのです。
そういう論文はたくさん出ています。

ところが日本では、大学病院の中に食物臨床研究家というのがないので、それを教える教授たちがいないので、

皆さんのところに食事による治療というのは届くまでとても時間がかかると思います。

おそらく、今のイギリスやアメリカの程度まで行くのに、

早くても15年、長ければ20年かかると思いますので、みなさんのところに届くのに間に合わないので、
もちろん私が生きている時代にも間に合わないので、
うちの外来でそういったものを大量に仕入れて、皆さんのところに届けています。

 

特にですね、動物性のいろんなものが人間にとってよくないものがたくさんあります。

DNAがわかるようになってから、どういう病気は、どの動物の何によるということも簡単に分かるようになったのです。

よく膀胱炎を起こすような人の場合、鳥が持っている細菌が一番可能性があるのです。

で、鶏肉の中に入っていたサルモネラは、鳥専用のサルモネラではあるんですけど、
それに反応する人の場合、膀胱炎を頻回に起こすということも分かったんで、そういう人たちは鶏肉をできるだけ避けなさいというようなお話も一緒にします。


 

Q:先生がこういった食事療法までされるようになったきっかけというのはあったんでしょうか?

A:もう10年以上前にDNAの研究がどんどん進んで、潰瘍性大腸炎という病気が食事でかなり改善するという報告が次々に出てきたんですね。

その時に患者さん方に、動物性の食事を一切ゼロにしなさい、ということをお話をして、
3週間っていうのをみなさんに提案しています。

ずーっとゼロにしなさいと言うと、皆さんそんなことできませんって言うんで、
3週間ゼロにしなさいということを一生懸命お話します。

 

そうすると大抵の人の場合、何か症状のある人の場合は、1週間から10日目にまず好転していきます。
3週間経つと、血液データとか数字そのものが一気に改善します。

 

それを見た人たちは、こんなにたったこれぐらいの期間で治るんだということで、今度自分で始めたことができる。

 

というんで、今のところ私のところでは、3週間っていうのをやっています。

 

それとやっぱり、昔から言われているビタミンの問題とかいろんなのがあって、
ヴィーガンで大丈夫かとかっていうのは、もう沢山言われますけども、
現在ではものすごく色んなものが進んでいまして、
例えばビタミンB12に関しても、これ腸内細菌は作るということが分かりましたので、

外から食べる必要はないということは、はっきり証明されています。

 

ですから、ヴィーガンの食事で何か不足することは人間にはありません。

逆に、ヴィーガンでないことで不足することは、ビタミンCを始めいくらでもありますけども、
現在はもう、アメリカの
FDAとかが出している部分に関しては、ヴィーガンの食事で問題はない。

 

ただ、日本では相変わらず、ビタミンが足りなくなるとか、タンパクがどうだとかっていうのは、もう何かお話の範囲で。
非常に寂しい感じがしますけど。

最近、「食事のせいで死なないために」というNHK出版の本が出ました。
翻訳なんですけど、これに事細かに書いてあります。

数千もの文献をそろえたデータが載っていまして、これはとても正しいので、その本を見られることをお勧めします。

日本のハウツー本のようなものは、一体何の目的で書いたのかよく理解できないようなものが沢山あります。

統計学の先生が書いた医学の本とか、ずっと昔教授だった人が書いた医学の本とかがあって、

もう時代離れして、よくこんなことをというようなものがたくさんありますけども、
「食事のせいで死なないために」という本はですね、とても立派な本で、これをみなさん読んでみられることをおすすめします。

 

 

Q:子供に完全菜食のビーガンの食事を与えることで、考えられる問題はあるのかというご質問をいただいてるんですけれども?

 

これはもうさっきと同じでして、良いことはたくさんありますけれども、
ヴィーガンにすることで、悪いことは抜けていきますので、とても良いと思います。

 

子供さんって一番怖いのは、やはりアレルギーを引っ張り出すことですね。

 

ですから、乳製品の摂り過ぎが、カゼインっていうタンパクから合わない人が、ほとんど人間にはありませんけれども、
とても激しく合わない人の場合に、自分が持っている質の悪い遺伝子、これが動き始めるんですね。

これはインドとかいろんなところでテストがもうすでに済んでいまして、
だから子供さんには、あまり乳製品を取らせない方がいいというのが、もう現在の先端です。



Q:日本の給食、必ず牛乳でますけれども、あれは相当悪いものなんですかね?

A:ですね。

特に牛乳の危険なのは、牛の遺伝子を全部作り直してしまっていますので、
牛の場合、人間の場合でもそうですけども、妊娠しているときはお乳は出ません。


そりゃ当たり前なんですけど、ところが牛の場合は妊娠している時も出るように全部遺伝子が作り直されてまして、
世界中にそういう牛以外はいません。
どんなに原野の広々としたところにいるように見えても、その牛も全部そうです。

妊娠しているときですからホルモンが大量に出るんです。
子供が大きくなるために。

 

そのホルモンが非常に問題がありまして、本来 摂ってはいけないようなホルモンを次々に摂ることでいろんな病気が出てくると言われています。

 

現状、日本でもたった一度だけ、2010年、
国の厚生労働省の研究で、前立腺ガンが、牛乳で増える危険があるというのが出ていますけれども、たった1回出てそれからすぐ引っ込まれてしまいました。

 

今もう、前立腺ガンの約7割、乳ガンの約60%は牛乳が原因だというのは世界的にはっきりしていますので、
特別な理由がない限りは、あまり積極的に摂ることはおすすめできないと思います。



Q:肉で元気になるというテレビの情報などを信じているご高齢の男性に、どのように食事指導をするのがおすすめでしょうか?

 

A:これはね、感覚的にはあるんですよ。

どういうことかと言いますと、肉を摂る事で、

脂によるタンパクとの結合により、身体の炎症が起こります。

 

結果ですね、尿酸値というのが少し増えます。
尿酸が増えるとですね、脳が炎症で刺激されて、妙にやる気が起こるんですね。
元気になったような気がするわけです。

 

そのためにですね、肉を食べたことで元気になったような気がするわけです。

極端に言えば覚醒剤ですし、なんとかドリンクみたいなやつですね。

元気になったような気はするけど、実際は効いていない。

だから効いたような気がするので、それを言っておられる方もおられると思います。
本来は、体のためにはあまりオススメできません。



Q:ヴィーガンの食事の中で心がけなきゃいけないものっていうのはありますか?

腸内細菌のためには、繊維が必要です。

 

果物をそのまま食べると当然、繊維があるわけです。
ですが、果物ジュースにはね、繊維がないんですよ。
野菜ジュースも同じです。

 

ですからジュースっていうのはね、ちょっと食べ者としては人間には向かないと思ったほうがいいです。

ミキサーで砕けたものは大丈夫なんです。
ですけども、ジューサーを使って、カスと液とを分けたやつはですね、糖分だけが残ってしまうので、

野菜であれ何であれ、あまりオススメはできません。

 

もう一つはですね、野菜の表面には常に乳酸菌がついています。
植物性の乳酸菌ですね。

 

例えばキャベツであれ何であれ、ブロッコリーのようなものであれ。
ブロッコリーはまた別の特別な要素もあるんですけれども、

こういったものをですね、切ってすぐ使うんじゃなくて、

切って20分くらいおいておきますと、乳酸菌とかがどんどん増えてきます。

それから料理をするのが一番いいし、できるだけ生で、お塩をちょっと加えるぐらいで発酵させる。

例えば、
ザワークラフト
ドイツの素キャベツという、あんなものが一番いいんですね。

逆に言うと、昔売ってた野菜スープっていうのは、決して全部死んでしまいはしないんですけども、
あまり火を加えてすることはですね、乳酸菌が死滅しますので、それほどお勧めではありません。

だから食べるときに、自分が食べたいものと、
自分のおなかの中にいる、自分を守ってくれているかわいい兵隊さんにも一緒に必ず食べさせましょうねという、そういう感じを持ってもらうのが大事ですよね。



Q:心の不調を安定させるために薬を飲んでるんだけどもあまりよくならない。
これ以上、薬を飲み続けたくありません。

動物を使わないで心を安定させるのに役立つレシピなどがあったら教えて頂けるでしょうか?

A:これも多くの実験が済んで証明されている点が2つあります。

一つはですね、脳の中を安定させるのにはセロトニンと言われる物質が一番なんですね。
セロトニンが脳の中にしっかりあると、脳が非常に平和な状態にあります。
ところがセロトニンが減ると、すぐ不安になります。

 

で、セロトニンはどんどん使用されていきます。
使えば使うほど。

 

セロトニンを作るのは腸なんですね。

で、人間の脳の中にあるセロトニンはわずか5%から10%くらいで、残りの9割は腸の中にあります。

ですから、腸内細菌を増やしてセロトニンを常に自分の体の中に持っておくことが、不安を減らすとても大切なものの一つです。

 

もう一つはですね、これは原因がはがよく分かってないんですけど、運動をすることでセロトニンは増えます。

精神科の病院なんかで、アンケートをとったり色んなことをして、自分で気づいてですね、
運動をすることで体調が良くなるということで、自ら運動を希望する人はたくさんいます。

ですから、腸内細菌を増やして、運動の量を今までよりも増やすこと。

 

この2つがですね、薬の量を減らしてくれる可能性は十分あります。
いろんな方法がありますので、ぜひこれをトライしてみるといいと思います。


 

Q:牛乳が未だに体にいいと思っている人がたくさんいるじゃないですか。
医師の中でもあの牛乳が体にいいと思い込んでいる医者はまだいらっしゃるんですか?

A:有名なスポック博士が、子供用の育てるための本を書いて、世界で有名になりました。

 

この中にですね、牛乳が必要だということを、第1版から第8版まで延々と書いてあります。
しかし、第9版、最後の版にはね、懺悔してるんですよ。

 

自分は間違った。多くの人に嘘の情報を流してしまった。
もちろん彼が故意にしたんじゃなくて、そういう世界があったわけですね。

 

ですけど、医学が進歩するにしたがってですね。

これが最後に出した本には、牛乳は決して飲んではいけないということがはっきり書いてあります。

 

ところが日本では、最後の版はついに翻訳されることはありませんでした。

何かの別の理由が働いたわけですね。

世界では、牛乳は危険であるということは一種の常識になりつつあります。

使うに余るものですから、アメリカの原住民とか、現地の人たちにどんどん牛乳の粉を補助するんですね。

で、彼らも体に悪いということを知っているもんですから、大体使っているのは「野球の線引き」に使っています。
危険な事を知ってるんですね。

 

だけど、どんどん補助金とともに作って持っていっています。
やはり、巨大な勢力があると、そう簡単にはいかないというのが現状です。

日本で、悪いということを知っているお医者さんがどれくらいいるかはちょっと分かりませんけれども、

やはり医学のような世界がですね、人間を見ることから離れて、実験の成果を評価する世界になってしまっているもんですから、
例えば、牛乳が良くない実験した結果、これはやめましょうね、なんていっても誰も手を叩いてくれないわけですね。

ですけど、今まで見たことのないような肝臓の酵素を見つけましたなんて言ったら、すごい手を叩いてくれますので、ついついそっちの方になってしまってるわけです。

日本はね、やっぱり競争がないと遅れてしまうんですよね。

お医者さんたちの給料って、だいたい9割以上が税金なんですよね。
税金を投入されています。

だけどお医者さんたちは、自分の給料は税金だということをほとんど意識していないんですね。

だから、はっきり評価される民間の方がいい場合もあります。

で、日本のように曖昧で、税金の世界というのをよく学生にも教えないと言いますか、

それやっぱりいろんな問題点を作り出している可能性はあると思いますね。


Q:動物のお肉が人間にとって適してないというのは、いろんな本読むと知識得られるんですけど、

割と魚ははっきりあまり悪いと言う研文にも出会わないんですけども、魚はどうなんですかね?

 

A:人間から遠いものほど影響が少ないんです。
ですから、人間がですね人間の脳を食べると、
クロイツフェルトヤコブという病気になりまして、もうすぐ死にます。

 

これはタンパクの変性ですので、感染じゃないんですね。

だから人間が人間の脳を食べると、タンパクのプリオンという変性したものが出てきますので、
煮ようが焼こうが一切関係がない。

ですから、動物が動物の脳を食べるとそうなります。

例えば、牛が牛の脳を食べると狂牛病になるし、
羊が羊の脳を食べると
スクレイピーですね。

そういうことで、牛は決して牛の脳は食べません。

ところが人間がいろんな飼料と混ぜて、死んだ牛をごちゃまぜにして食べさせるものだからあれが起こるんですね。

人の場合も同じで、一番近い人間を食べるとそうなるんですけど、ちょっと遠いのが馬とか牛とかでして、さらに遠いのが魚なんです。

ですから、影響が決してないわけではありません。少ないわけです

だから、牛肉と魚と比べると、魚の方がマシ。
何と比べてかという話でして。


 

Q:野菜の方が遠いってことで考えていいんですかね?

 

A:野菜はもう全然別のものなんですね。
基本的に、野菜や果物っていうのは、哺乳類が食べることで繁栄していきます。

食べて、それをうんちとして、あちこちにばらまいていくので、その人たちは繁栄していくので、哺乳類に食べられるように出来てるんですね。

ですから、食べてもらう人のためになるようにできています。

 

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肉で元気になるのは、体に炎症が起こっているだけで、覚せい剤や○○ドリンクのようなもの。

牛乳が体に悪いことを故意に隠す業界。

非常に濃い内容が語られていましたね。

 

現代人に生活習慣病が増えたのは、動物性の食事や、精製加工した食品が原因だったということと、

感染症が増えたのは、畜産などで、動物達を自然界ではありえないほど集約させたことが原因だったということですね。


人類は食事を見直し、自分のために、そして何より動物のために菜食に移行していくべきでしょう。

 

 

菜食で栄養が気になる方は、こちらをご覧ください。

 

菜食で栄養が十分まかなえることは、英国栄養士会や


 

世界最大の栄養士会であるアメリカの「栄養と食のアカデミー」などが発表しています。

ヴィーガニズムは、完全菜食主義でも、完璧主義でもありません

 

 

完全菜食で健康になった、病気が治ったという方は非常に多いです。

↑こちらは、肉をやめたら花粉症が改善したという方のお話。

 

 

アメブロで動物問題を発信されている同志である、おかめさん。

↑こちらの記事に書かれていますが、おかめさんは、15年前に余命一年と医師に宣告され、手術をされたそうです。

 

完全に菜食主義にしてからは、血液検査は全て正常、医師から褒められているとのこと。

肌年齢は、実年齢よりも20歳も若い肌なのだそうです。

 

ヴィーガンは肌がガサガサというイメージが刷り込まれてるでしょうけど、実際は綺麗な人が多数いらっしゃいます。

それはインスタで顔出ししているヴィーガンの人たちの投稿を見ていけばすぐに分かることです。

 

また、癌や糖尿病、肥満などの生活習慣病のリスクがかなり減らせます。

日本はかなり遅れていますが、これは最近になって肉食の医師たちも認めていますね。

論文が多数出ているので認めざるをえないのです。

 

 

ただし、注意しておきたいのは、菜食=必ず健康、菜食=病気にならない ではないということです。

完全菜食をしていても、偏った食事や、添加物まみれの食事や、加工品ばかり食べていれば、健康的な食事とは言えないでしょう。

 

完全菜食にして不健康になったという人たちは、肉食の食事から動物性のものをなくすだけの引き算の食事をしている人や、

特定の食材ばかり摂るという偏った食事をしている人たちです。

勉強せずに我流で始めてしまいます。

 

菜食だから何でも良いという勘違いは起こさないようにして、しっかり勉強しましょう。

 

 

藤好先生がおっしゃられていた書籍、「食事のせいで死なないために」は病気別編と、食材別編の2つがあります。

 

 

これを読めば、健康的な菜食について、かなり学べると思います。

 

 

今回の内容をもっと詳しく知りたい方は、藤好先生のYoutubeチャンネルをご覧ください。

 

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