以下は、動物実験の廃止を求める会JAVAの投稿です。
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この投稿に使用している写真(@Brian Gunn /IAAPEA)の説明には、
「実験台に縛られたこのウサギが、残酷で野蛮な実験のために切り開かれたとき、麻酔薬は使用されなかった」
と書かれていました。
動物実験を基盤とした実験医学は
「動物は痛みを感じない機械だ」といった考え方
(17世紀の動物機械論)から生まれました。
それから300年以上経った現在も、私たち人間は
「医学の進歩のため」「科学の発展のため」という大義名分のもと、
動物に化学物質を飲ませたり、皮膚に塗ったり、無理やり病気にさせたりして、数え切れないほどの命を犠牲にし続けています。
そして、中には動物の苦痛軽減よりも動物実験の内容や結果等が優先され、麻酔薬や鎮痛剤を投与せずに行われる動物実験もあるのです。
現行の動物愛護法では「3Rの原則※」に基づき、実験動物の苦痛を軽減することが義務付けられていますが、
この規定には「その利用に必要な限度において、できる限り」という一文が入っており、限定的かつ抽象的なものになってしまっています。
また、違反しても罰則はありません。
もちろん最終的に望まれるのは、動物を犠牲にしない実験方法「代替法」へ転換し“動物実験をなくすこと”ですが、いまだに苦痛の軽減という人道的配慮すらも行われていない動物実験が存在しているのが現状です。
医薬品をはじめ、多くの製品等の安全性や効能が動物実験によって評価されている今のシステムを変えていくのは容易なことではありませんが、私たち市民が「動物実験反対」の声をあげ続けることで、必ず動物実験をなくしていけるはずです。
実験室から動物たちを解放するために、これからも皆さんのお力を貸してください。
※動物実験の3Rの原則
●Refinement(リファインメント)= 洗練/実験方法を改善することで動物たちの苦痛の度合いを軽くする
●Reduction(リダクション)= 削減/実験に使う動物の数を減らす
●Replacement(リプレイスメント)= 置き換え/実験に生きた動物を使わない
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動物実験は、「動物は機械」とする、動物機械論から生まれたとのことです。
動物機械論とは、フランスの哲学者、デカルトという人物が提唱したようです。
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デカルト的自然観とは、自然を単なる機械・事物(もの)とみなすこと。
デカルト(フランス、1596-1650)は、人間と自然を分離する二元論を唱え、倫理を人間と自然との関係に適用することは不適切であることを提示した。
デカルトによると、
「動物は無感覚で、非理性的な機械」であり、また、
「動物は時計のように動くが、痛みを感じることができない」、
「動物には精神がないので、危害を加えられてもそのことを感じることができない」とみなす。
人間は魂や精神を持つ存在であるのに対して、動物(自然)はそれらを持たない存在であり、物質的運動の因果関係から説明しうる機械にすぎない。
したがって、自然は人間の欲望を満たすための手段とみなされ、徹底的に収奪され、破壊されることになった。
また、デカルトはこのように自然を客体化することは科学技術の進歩に不可欠な要素であると確信していたといわれており、キリスト教的自然観と相俟って近代の支配的な自然観となった。
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教科書にも載っているような有名人ですが、
このサイコパスの提唱によって、世の人達の罪悪感がなくなったのか、動物実験が発展してしまったということになります。
動物が本当に機械かどうかは、ぜひ次の動画をご覧ください。
残酷な映像はありませんが、必ず音声をONにしてご覧ください。
呆気にとられ、
顔を歪め、
涙を流す。
動物達の叫び声を聞いただけで、どれだけ悲惨な事が行われているのかが分かるでしょう。
彼らは生で映像を見ていますが、この後に、デカルトの機械論を聞いたところで、納得する人間は誰もいないでしょう。
まともな人であれば、見なくても納得しないでしょうが。
しかし、これらの残虐な事を行っている研究者たちが実際にいるという現実があります。
研究者たちは一旦研究室に入ると完全に感覚が麻痺し、
どんな残酷な事でもやってのけられる心理状態に変わってしまいます。
日本も例外ではありません。
例外ではないどころか、日本には実験動物を守る法律は何もなく、
動物愛護法は、形式上、実験動物の苦痛軽減を義務付けてはいますが、罰則はありませんので、研究者たちのやりたい放題です。
実際のところ、彼らにとって、動物が機械だとか、痛みを感じるだとかはどうでもよく、
人類の発展のためと自分に言い聞かせて罪悪感をなくすか、あるいは元々共感能力が乏しく、
自らが感情を失った機械となり、金と欲のために実験を続けています。
動物実験は、我々に身近なあらゆる商品に対して行われています。
JAVA『化粧品も軍事兵器も関わっている!?意外と身近な動物実験』
例えば、食品。
日本人なら知らない人はいないであろう、大手食品企業「味の素」が行っていた動物実験では、
以下のような実験が行われています。
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犬の胃を切り裂いてチューブを挿入し、18時間ものあいだ空腹状態にさせ、
化学調味料(味の素、グルタミン酸ナトリウム)や他の一般的なアミノ酸が入った液状食を投与し、
胃液を採って薬物を注入します。
ウサギにも一般的なアミノ酸を強制的に与えて空腹にし、繰り返し採血を行います。
そのあげくに、殺して解剖します。
他にも、ラットに何度も電流を流す、マウスをお互いに傷つけあうように強いる、薬品を注射するなどの実験があります。
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以下は、食品のための動物実験の実際の映像です。
例えば、化粧品やシャンプー。
まずは、ウサギの片目に、試験物質を点眼し、角膜の変性、虹彩の損傷、結膜の炎症などについて調べる「眼刺激性試験」。
https://macrobiotic-daisuki.jp/doubutujikken-53418.html
目を手足でこすらないようにするために、頭だけが出る拘束器に入れられ、まぶたをクリップなどで固定されます。
https://www.hachi8.me/rabit-cosmetics/
実際の映像です。
麻酔をかけないため、ウサギは痛みに耐え続けなければなりません。
あまりの痛みに大暴れして、首の骨を折って死んでしまうこともあるといわれています。
http://happyneko.jugem.jp/?eid=589
そして、ウサギやモルモットの皮膚に試験物質を塗り、刺激・腐食の程度を観察する「皮膚刺激性試験」。
https://ameblo.jp/vegvegvegveg/entry-11659140040.html
皮膚は炎症を起こし、骨が見えるほどただれていくこともあります。
https://jammin.co.jp/charity_list/181119-java/
その他、化学物質が体内に取り込まれたときの毒性を測る「急性毒性試験」。
化学物質を塗った皮膚が紫外線など太陽光線を浴びたことによって生じる刺激性を測る光毒性試験。
絶食させたラット、マウスに、主に口から試験物を投与し、観察する単回投与毒性テスト。
などがあります。
例えば、タバコ。
動物たちは、1日6~10時間、毎日、煙を吸わされ続けます。
猿は、唇を糸で縫われてタバコを口から落ちないようにされることもあります。
タバコなどというくだらない嗜好品のために、動物達は毎日毎日煙を吸わされます。
獣医学部の学生たちは、解剖実習を経験します。
動物の命を救うはずの人たちが、実は大学で数多くの動物達を傷つけたり、殺したりしているのです。
2009年には酪農学園大学の女子学生が、牛の殺処分の残酷さに耐えかね、自殺しました。
今も多くの動物達が、獣医学部の学生によって、切り刻まれ殺されていることでしょう。
獣医学部の実習のために、四肢を画鋲で板に張り付けられ、腋下を鋏で切られスポイトで血を吸い上げ殺されたネズミ
人間のために、実験という名のありとあらゆる拷問が、様々な動物達に今もなお繰り返されます。
音像定位実験のために、頭にステンレス製の器具を埋め込まれた猫
心理的ストレスを引き起こす実験のために、足を繰り返しハンマーで打ち砕かれた犬
心理学の実験のために、まぶたを縫い合わされ、脳に電極を差し込まれた子猿
実験中に命を落とすことは日常茶飯事であり
これらの苦しみに耐えて生き残ったとしても、待ち受けているのは殺処分です。
せめて行き場のない動物や 殺処分予定の動物を使ってほしいと思う人がいるかもしれませんが、
現実は、動物実験のために繁殖させられる動物が数多く存在します。
生体販売の繁殖犬と同じように、母犬は狭い場所に閉じ込められ、
繁殖能力が衰えるまで子供を生まされ続けます。
1匹1匹のケアは行われませんので、生まれた子犬は死亡することも多々あります。
繁殖した犬たちは、監禁されながら飼育され続けます。
そして、動物実験に利用され続けます。
そして用済みになれば、殺されます。
日本の企業もこういった業者から仕入れています。
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動物実験で使われる動物のほとんどは、国内外の実験動物供給業者から仕入れられます。
健康な動物はもちろん、遺伝子改変によって生まれながらに疾患を抱える動物をつくったり、薬剤やストレスなどを与えることで後天的に病気にしたりもします。
幸せになるためではなく、「実験の犠牲になるため」に生まれてくる実験動物たち。
それでも彼らは、痛みや恐怖と闘いながら、たった一つの命を必死に生きるのです。
実験動物達は、生まれた瞬間から実験として使われるためだけに生きるのです。
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実験動物たちは、生まれた瞬間から人間の実験にされるためだけに生きるのです。
ものによっては、他で代替可能な実験があるにも関わらず、
このような残虐な動物実験を行う企業がまだまだ多いのが現状のようです。
動物実験の虐待を取り締まる法律がなく、費用面で安上がりだからでしょう。
そしてここ最近は、動物実験の多くは意味がない、と言われ始めてきています。
こちらは、とある本の解説動画です。
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動物実験の成功率わずか8%。
つまり、92%の動物達の命は無駄になる。
現代医療の多くは、延命や対症療法のための薬の開発。
その病気も、人間の食生活が肉食になったことで発生するようになった。
動物を殺して食べて病気になり、その病気の症状を和らげるために動物実験が行われている。
研究員は低賃金。
動物研究員も家に帰るとペットがいる人もいる。
研究室は人間の感情や共感性を奪う。
冷たく無機質で没個性的、人間の共感能力を奪う作りになっていて、PTSDなどの精神疾患が出にくい。
動物実験に関わる同僚たちは、マウスを殺す装置をマウシュビッツなどと呼び、ブラックユーモアを言いながら淡々と仕事をしている。
実験用のラットは、耳にタグを打ち付けられる。
実験用のラットは大人しい性質のものが使われるが、
耳にタグを打ち付けられると痛みに泣き叫ぶ。
著者は初めての仕事がこの業務だったが、これは必要なこと、と自分に言い聞かせて業務を行っていた。
実験の結果が出ると、ラットは全て殺処分。
ドライアイスを入れ、煙を充満させた処分バケツの中に、ラットを入れ、
二酸化炭素中毒にして殺す。
首を切り落とす、ギロチンによる殺処分方法もある。
アメリカでは、動物実験は法律で規制されているが、ラットやマウスには報告義務がない。
著者の関わった実験では、1度も鎮痛剤が打たれたことはなかった。
おそらく全米でも同じ。
ほとんどのこうした違反行為は見つからないし、バレても少額の罰金で済む。
アメリカは、これでも日本より進んでいる。
日本はの法律による規制が一切ない。
LD50という動物実験は
ある薬品を生物の集団に投与して、その集団の半数が死に至る量を測る実験。
著者はこの実験を、死体数えと呼ぶ。
1927年に始まったこの実験は、人類史上、最も多く動物を殺した。
1番の問題点は、この実験結果は、人間にはあまり当てはまらない。
投与量を5段階に分けて、それぞれ10匹ずつに投与。
大体30日間行われ、多い時は250匹マウスを使う。
実験終了後は、生き残ったマウスも含めて全て殺処分する。
実験していた当時は、マウスはどこまででも使い捨てが効く動物だ、と考えていた。
被爆実験・潰瘍実験といった、体内を腐らせる実験もあった。
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人間同士ですら差があるのに、人間から遠い存在のマウスなどの実験結果が意味をなさないのは、普通に考えられることです。
世界で毎年、推定1億1500万頭以上の動物達が、動物実験の犠牲となっています。
JAVA『化粧品も軍事兵器も関わっている!?意外と身近な動物実験』
今も、たいした意味のない実験が行われ、苦痛を与えられ、誰に知られることもなく、死んでいった命があるのでしょう。
薬は必要、薬は仕方がないから動物実験は仕方がないとか言う人がいますが、
0にできないからといって100の虐殺を許すという考えが浅はかです。
少なくとも、タバコなど人間に必要ありませんし、
化粧品、シャンプーは、動物実験をせずに、代替実験で製品を作っているものがあるわけですから、そちらを購入してください。
LUSHは、化粧品のための動物実験をしないメーカーとして世界的に有名です。
私は、シャンプー・トリートメントは、ダイアンビートゥルーを使っています。
動物実験なし、無添加、容器もリサイクルプラスチックです。
マツモトキヨシや、ココカラファインで購入できます。
ハミガキ粉は、ロゴナ デイリーハミガキを使っています。
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