ばんえい競馬は、北海道帯広市が運営する、公営の競馬です。
しかし北海道や東北の一部地域では、ばんえい競馬以外にも、
祭典のときや、自称馬好きの連中が日を決めて集い、
ばんえい競馬と同じように、重量物を載せたソリを馬に引かせて競わせるイベントがあります。
これを、ばん馬大会、草ばん馬、などと呼びます。
2019年に岩手県で行われた草ばん馬のレース中に、馬に対する暴行があったため、
LIAが刑事告発をし、書類送検されました。
以下が、その証拠動画です。
詳細な内容は、以下のリンクにあります。
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2019年6月23日に岩手県遠野市宮守町の柏木平優遊広場河川会場にて、
午前9時より開催された「第44回 東北馬力大会 馬の里 遠野大会」で、コース内に設けられた障害の坂を超えられず、
前脚が折れ、前屈姿勢の状態となった当時6歳牡「キンリュウザン(北海道北斗市市渡476番地の1・田山産業運輸 所有)」に対して、
被告発人が所持していた「紫色のロープ(調馬策)の先端に金属フックが付いた物で、馬の肩、眼下、頬を叩く暴行を加えた」件につきまして、
LIAが岩手県警遠野警察署長宛に「動物の愛護及び管理に関する法律」違反の容疑で刑事告発をしておりましたが
本日(2022年5月13日)に、盛岡地方検察庁に書類送検されました事をご報告いたします。
競馬の世界は闇だらけであり、通常「犬」や「猫」を鞭で叩いたり、革製のひも(手綱)などで叩いたりすれば、
それは「虐待」だと、誰でも思う世の中においても、
『「馬」を叩くことは問題ない』という考えが根底にある「ギャンブル」が「競馬」であり、
「天皇賞」や「農林水産大臣賞」という「金をかける虐待遊び」に、税金から賞金が支払われるという
異常な「どうぶつ虐待ギャンブル」が公然と行われている世の中に嫌気が刺します。
また、楕円形のコースを走らされる「サラブレッド」、
2つの障害(砂山)がある直線コースを、重さ450㎏~1000㎏の鉄製のソリを引かされる「ばんば」、
毎年、約7000頭がレイプ繫殖によって生まれさせられています。
しかしその内、99%は殺処分されます。
競馬用の馬になれるまでには「淘汰(殺害)」があり、
競馬用の馬として生まれさせられても、早く走れない馬は、次々と殺され、食肉になります。
例え、競走馬になれたとしても、引退後には、殆どの馬が殺害され、食肉になります。
牝であれば、レイプされて繁殖用に、牡であれば種馬として利用され、
生涯を「殺害」されずに過ごせる馬は、1パーセント程度です。
しかし、終生飼育された場合でも、死亡した後は「産業廃棄物」として処理されます。
これが馬たちの現実です。
※乗馬用の馬も同じです。
しかも、ヨーロッパや北米などで使われ、不要になった競馬用の馬たちも、
生きたまま日本に運ばれ、日本国内で屠殺され、馬肉として日本国内のスーパーなどに流通しています。
なぜなら諸外国では「馬」を食べない地域が多く「なんでもたべる日本人」に売りつけ、
競馬や乗馬で不用になった馬たちを食べさせる為に、日本に輸出されているのです。
LIAは、この現実を一日も早く終わらせる為に、刑事告発や現場活動、潜入調査などさまざまな活動を続けています。
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LIAで保護している子たちへのご支援を宜しくお願い致します。
https://ngo-lia.org/charity/jp_charity.php
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LIAの活動を毎月定額で継続的にご支援いただけます。 ↓↓↓↓↓
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緑の帽子をかぶった男が、先端に金具のついた紫色のロープを持っています。
このロープで、キリュウザンの体を叩き、
そして、顔を2回叩きます。
今回、「暴行」とされたのは、この部分であるようです。
そもそもとして、ばんえい競馬自体が、ギャンブルなどという くだらない遊びのために、
馬に意味もなく重いソリを引かせ、手綱で叩きまわし、用済みになったら馬肉にするという虐待産業であり、
坂を登る直前に、騎手が振りかぶって、思いっきり馬の体を叩く場面や
外野のおっさんが、馬の顔を叩く場面や、
坂を登り切ってもなお、騎手が叩く場面などと、
一体何が違うのか理解に苦しむところではありますが、
これが我々が築いている矛盾だらけの人間社会というものです。
言うまでもなく、馬たちは手綱で叩かれれば痛いわけですが、
業界側は、「肩をポンと叩かれる程度の刺激」などと嘘をついています。
https://banei-keiba.or.jp/dl/pdf/ebook/10th_thebanba/p056_057.pdf
研究によって、馬はたいして皮膚も厚くないし、人間よりも痛みを感じることが証明されています。
人間と馬が感じる痛みは対して差がないどころか、
人間よりも痛みに敏感である証拠が示されてしまったのです。
こんな事わざわざ証明するようなことではない当たり前のことですが、
残念ながら人間は欲が絡むと、信じたいものを信じたり、都合の悪い事には目を反らす性質があるので、こういったバカバカしい論も通ってしまうのです。
こちらは、10月10日に北海道の北斗市で行われた、ばん馬大会での様子です。
過労で倒れた馬。
倒れた馬に手綱で叩きつける男。
馬はあわてて飛び起きました。
肩をポンと叩かれた程度の刺激で起き上がったんですか?
こちらも、同じ大会での様子です。
障害が越えられず、動けなくなった馬を、男が手綱で叩きまわしています。
こちらの馬は、ばんえい競馬のレース中に、手綱で叩かれたことにより傷がついています。
映像を見れば一目瞭然ですね。
これを痛くないという人たちは、完全に感覚が麻痺しているのでしょう。
ばんえい競馬の馬たちは、こういった馬具を背負わされた上で走らされますが、
この背負っているものだけで、60kgぐらいあるとのことです。
その上で、さらに500kgとか1000kgの重りを引かされ、走らされるのです。
体に負担がかかり、レース中に倒れ込んでしまう場面は日常的に見られます。
3月19日のばんえい競馬での様子です。
こちらは、4月17日に行われた、能力検査の様子。
1:52:26頃から。
3:41:20頃にも、馬が2頭倒れています。
こちらも能力検査の様子です。
26:40頃。
沢山ありすぎて、全部紹介しきれません。
2018 年のばんえい記念では、ニュータカラコマという馬が、レース中に心臓発作で倒れ、死亡しました。
10歳でした。
死んだ馬を前にして、拍手を送るという観客の神経は理解に苦しみますが、
これがばんえい競馬というものです。
馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、
馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。
勝手に人間が、そのように利用しているだけです。
普通に考えてください。
どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがないでしょう。
人間が乗り物として扱う動物に、たまたま馬が選ばれてしまっただけです。
馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。
人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。
これは業界側も認めています。
馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。
馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。
上のような動画では都合のよいシーンしか映しませんが、
リンク先の元競馬関係者の方によると、
人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。
手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。
手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。
競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。
口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。
多くの研究結果によって、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています。
馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。
以下の動画は、馬の屠殺映像です。
競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。
これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。
馬は乗り物。
そう洗脳されている人は、非常に多いと思います。
馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、中には、平然と馬に乗る人もいます。
競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。
馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。
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