日本ハム、母豚の後ろで子豚を叩きつけ | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

日本ハムの養豚場の新しい映像です。

豚肉を食べている方々はしっかりと映像をご覧ください。

 

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続報です。

日本ハムの養豚場に対する検察の不起訴処分に関して、検察審査会は不起訴が相当だという判断を下しました。

体が小さい子豚は床に叩きつけられ、放置されます。

 

 

 

 

 

 

 

従業員は振り返りもできない母豚の後ろで子豚を叩きつけていました。

 

 

 


その後、生きていたとしても、子ども達は死体と一緒に「廃棄」されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


畜産では、人工受精や、利益にならない子どもの「殺処分」や「廃棄」は一般的です。

 

私たち一人ひとりがヴィーガンになることで、このような虐待を減らしていくことができます。


PETAと共に、ヴィーガンとしての生活を始めましょう。

 

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映像の通り、豚肉の生産では、子豚たちが床に叩きつけられて殺されることがあります。

成長不良、病気、奇形などといった理由で、業者の利益にならないためです。

 

叩きつけられても死にきれず、1時間経っても、もがている豚の様子が確認できます。

彼らは暴力を受け、痛みを味わいながら、苦しみぬいて死んでいったのです。

 

職員は母豚の真後ろで、子豚の叩きつけを行っています。

明らかに母豚は、やめて、と叫んでいます。

共感力を失った職員たちは、自分たちの業務を早く終わらせることしか考えていません。

 

 

これだけの虐待が行われていても、日本ハムは不起訴となりました。

畜産動物は物であって、権利などないのです。

 

これは豚肉の一般的な生産方法であり、日本ハムに限った話ではありません。

もし、これを虐待と認めてしまえば、あちこちの養豚場が起訴され、有罪となります。

そうなれば、日本の豚肉の供給は思うようにいかなくなるでしょう。

 

現在の日本の膨大な需要に応え、安くかつ安定的な供給を行うには、このような生産方法は必須になります。

つまり、この暴力を容認しているのは豚肉を食べる人たちです。

このような暴力は反対だとか、頼んでないとか言ったところで、

安く安定的に欲しがるわけですから、暴力を頼んでいるのと同じことです。

 

暴力は反対。

でも安く、いつでも手に入るようにしてほしい。

そんなことはありえません。

 

 

昨年暴露された、日本ハムの最初の映像を振り返ってみましょう。

 

 

子豚の耳をつかんで持ち上げる。

 

放り投げる。

 

 

売り物にならない豚は、床に叩きつけて殺すか

 

心臓に消毒剤を注射して殺す。

 

 

死産の豚や、殺した豚を、ゴミのように捨てる。

 

母豚を、身動きのできない拘束檻(妊娠ストール)に閉じ込める。

 

 

母豚へ金属棒で暴力を奮い

 

傷を負う母豚。

 

 

オスの子豚を、麻酔なしで去勢。

 

鳴き叫ぶ子豚。

 

それを、母豚の目の前で行う。

その様子を見て助けようとするも、拘束されていて助けられない。

 

子育ての時ですら、身動きのできない拘束檻(分娩ストール)に閉じ込められる。

 

脱肛しても治療されない豚。

 

 

 

2012年に暴露された、伊藤ハムの養豚場の映像を振り返ってみましょう。

 

 

子豚の足や口をつかんで持ち上げる。

 

 

放り投げる。

 

 

蹴る。

 

骨折した母豚に乗る。

 

1日分の子豚の死骸

 

妊娠ストールに閉じ込められる母豚。

脱肛、子宮脱となった母豚たち。

 

 

分娩ストールで子育てしなければならない母豚。

死んでしまった子豚たち。

 

 

 

何も変わっていません。

これが一般的な豚肉の生産なのです。

 

豚肉の生産における虐待は、他にもあります。

 

生後1週間以内の子豚には、麻酔なしの去勢以外にも2つの虐待が行われます。

 

1つ目は、歯の切断。

麻酔なしでニッパーで歯が切断されます。

 

言うまでもなく、激痛です。

皆さんが麻酔なしで歯を抜かれたことを想像してもらえばよいでしょう。

60%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。

 

 

 

2つ目は、尻尾の切断。

 

麻酔なしで尻尾が切られます。

 

言うまでもなく、激痛です。

自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで尻尾を切られた時を想像してみるとよいでしょう。

80%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。

 

また、個体識別のために、耳が切り取られることもあります。

 

もちろん麻酔なしです。

 

母豚の種付けは、人工授精によって妊娠させられることが一般的です。

動画のように、膣に器具を挿入されます。

 

この人工授精のための精子を、種豚から採取します。

 

 

繁殖用の豚以外が大多数であり、その豚たちはわずか6か月の子供のうちに殺され、肉にされます。

 

豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。

写真は、生後4か月の姿。異常な大きさです。

 

品種改良には

・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」

・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」

・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」

などがあり、

 

人間都合の品種改良によって、豚は苦痛を感じたり、病気を抱えやすくなっています。

 

まずは、脚弱。

足が弱り、立ち上がることが困難になります。

 

脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。

 

生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。

動画

 

次に、母豚の空腹による異常行動。

 

太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。

しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。

 

餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、

目の前の柵をかじり続けたり、

 

口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり(偽咀嚼)などの異常行動を起こします。

 

そして、子豚の死亡率の増加。

 

日本の母豚1頭あたりの産子数は11頭。

豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4~5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。

 

母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。

ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4%増加していることがわかりました。

 

さらに、母豚の脱肛。

脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。

 

脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が1つの要因と考えられています。

脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。

 

脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。

 

 

このような苦しい生活を過ごし、時がくれば、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされ、と殺場へ運ばれます。

 

ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。

当たり前ですが、水を与えるとか、暑さ寒さ対策をするといった配慮は一切ありません。

 

 

着くまでに、弱って死んでしまう豚もいます。

 

 

到着すると、係留所や、と殺場に運ばれます。

運ぶ際は、職員が仕事を早く終わらせるために、豚たちに暴力を奮うことがあります。

 

蹴る

 

豚の上に乗って蹴る

 

 

棒で叩く

 

ホースで鞭打つ

 

 

電気スタンガン

 

屠殺場での残酷な扱い

 

 

豚は寒さに弱いですが、

吹きさらしの係留所では、雪の降る極寒の中であっても、一晩過ごさなければなりません。

時間が経つに連れ、皮膚が赤くなっていく

 

 

そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

 

 

皿の上の肉は、これらのような苦しみを経た、感情があった動物達の死体の一部です。

 

日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。

 

このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、ただの言葉です。

深い意味などありません。

 

 

暴露されたことをきっかけに、日本ハムは、2030年までに妊娠ストール廃止を掲げました


なので、養豚業界としてはまだマシな方でしょう。

(まぁ本当かどうかは分かりませんが。こういう約束はいくらでも反故にできます。)

日本ハムの製品を不買すればいいとかいう問題ではありません。

 

妊娠ストールを廃止したところで、虐待はまだまだ他にも山ほどあります。

仮に、放牧で過ごしたとて、麻酔なしの去勢からは逃れることはできず、生きられるのはわずか6か月であり、最後は恐怖の中、麻酔なしで殺されます。

 

そして、そのような経営を行っている養豚場はごくわずかです。

仮にすべてが放牧になってしまえば、膨大な土地が必要になり、環境破壊が進み、野生動物が殺されていきます。

 

豚肉を食べることをやめない限り、どうあっても動物虐待は起こります。

 

肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

美味しいという欲だけのために、豚を苦しめるのをやめましょう。

 

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