ばんえい競馬場のふれあい動物園「精神崩壊の馬」 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下は、ばんえい競馬場にあるふれあい動物園を、LIAが調査したときの様子です。

 

 

調査の結果、非常に管理が雑で、動物達は非常に狭い場所に閉じ込められており、精神を病んでいる馬がいることが分かりました。

 

こちらは、馬が展示されたスペース。

 

ご覧の通り、飲み水が非常に汚い状態のまま放置されています。


この場所の馬はフクスケと言いますが、

 

フクスケはPRばん馬として利用され、馬車を引かさ

れています。

 

これが実際の馬車です。

これを引かされ、歩かされます。

 

ばん馬以外の動物も展示しており、こちらはウサギの展示スペース。

 

かなり狭いスペースです。

 

ポニーの展示スペースも非常に狭いです。

 

こちらの馬は、ロック。

 

瘦せすぎであばら骨の浮き出ています。

病気でしょうか。

 

 

そして極めつけは、こちらの馬ハクウンリュー。

 

この子のスペースの入り口の地面を見ると、端のあたりは通常の状態ですが

 

真ん中の部分だけ凹んでいるのが分かります。

 

これは、ハクウンリューが異常行動を行い続けているためです。

 

ぜひ14:15頃の映像を見てください。

 

このようにして、右前足で床を何度も何度もこする動作を繰り返しているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

これをずっとやっているので、コンクリートが削れてしまったということです。

 

 

 

ハクウンリューは、完全に精神がやられてしまっているようです。

 

 


隣りの部屋の馬は、亡くなったようです。

 

こちらの部屋の壁を見てください。

 

あちこち削れた跡があります。

 

これは馬が、歯で壁を噛んだためだと考えられるようです。

 

つまり、ここにいた馬も生前、ストレスから異常行動を行っていたということでしょう。

 

ヤブキさんによると、

閉じ込められっぱなしで、狩猟の時にしか出してもらえない狩猟犬は、檻を噛むそうです。

檻を噛み続け、歯が削れ、歯がない子などもいるそうです。

これは、そういうのと同じ、とのこと。

 

 

動物園、ふれあい動物園と名の付く施設には、虐待は付き物です。

 

 

 

 

 

そもそもばんえい競馬自体が、無意味に重りを引かせ、手綱で叩きまわす、馬を利用した虐待レースです。

 

 

こちらは、上記の記事で倒れていた馬の鮮明な映像です。

 

 

 

こちらは、10月10日に北海道の北斗市で行われた、ばん馬大会での様子です。

 

 

障害が越えられず、動けなくなった馬を、男が手綱で叩きまわしています。

 

 

 

言うまでもなく、馬たちは手綱で叩かれれば痛いわけですが、

業界側は、「肩をポンと叩かれる程度の刺激」などと嘘をついています。

https://banei-keiba.or.jp/dl/pdf/ebook/10th_thebanba/p056_057.pdf

 

 

研究によって、馬はたいして皮膚も厚くないし、人間よりも痛みを感じることが証明されています。

 

人間と馬が感じる痛みは対して差がないどころか、

人間よりも痛みに敏感である証拠が示されてしまったのです。

 

こんな事わざわざ証明するようなことではない当たり前のことですけどね。

 

 

 

ばんえい競馬の馬たちは、こういった馬具を背負わされた上で走らされますが、

この背負っているものだけで、60kgぐらいあるとのことです。

その上で、さらに500kgとか1000kgの重りを引かされ、走らされるのです。

 

 

競馬場で、引退馬のセレモニーをやりました、といったポスターが貼られていたりするようですが、

引退すれば、種馬や母馬にならない限りは、殺されて馬肉になります。

 

肥育農場に送られ、体を太らされてから出荷され、と殺場で殺されます。

 

競馬に利用された馬が生き残れるのは、ほんの数%。

 

競馬場に飾られている絵のようなメルヘンな状況は存在しません。

この産業にあるのは馬を利用した虐待と金儲けのみです。

 

 

 

馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、

馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。

 

勝手に人間が、そのように利用しているだけです。

 

普通に考えてください。

どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがないでしょう。

 

人間が乗り物として扱う動物に、たまたま馬が選ばれてしまっただけです。

 

 

馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。

 

人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。

これは業界側も認めています。

馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。

 

馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。

 

上のような動画では都合のよいシーンしか映しませんが、

リンク先の元競馬関係者の方によると、

人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。

 

 

手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。


 

手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。

 

競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。

 

 

口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。

 

 

多くの研究結果によって、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています。

 

馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。

 

 

 

以下の動画は、馬の屠殺映像です。

 

競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。

 

これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。

 

 

馬は乗り物。

そう洗脳されている人は、非常に多いと思います。

馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、中には、平然と馬に乗る人もいます。

 

競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。

馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。

 

 

(5/7追記)

ハクウンリュウは精神崩壊していない、というご意見がありました。
脚で地面を蹴り続けているのは、人参くれくれ!というアピールだと主張されています。

詳しくはコメント欄にて。

LIA、コメントをくださった方、どちらが正しいかは私には判断しかねますので、個人個人で判断してください。

 

 

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