京都水族館、イルカのビートが死亡 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

4月11日に、京都水族館のイルカのビートが死亡したそうです。

 

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4月11日(月)、ハンドウイルカの「ビート」が死亡いたしました。‌



4月8日(金)夕方よりトレーナーへの反応に異変が見られたため、血液や呼気の採集検査、内視鏡による検査を行ったところ、病変が認められました。

 

投薬を開始し、懸命な処置を行っておりましたが、残念ながら4月11日午前9時54分に死亡を確認いたしました。

詳しい死因については、専門機関と連携し調査する予定です。‌

 

【ハンドウイルカ「ビート」について】‌
個体名:ビート(雄)
年 齢:15歳(2006年7月9日生まれ)※2012年4月18日 京都水族館での飼育開始‌

 

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生前のビートです。

 

 

 

ビートは15歳だったようです。

生年月日が正確に書かれているので、追い込み猟で捕まったのではなく、水族館で繁殖したイルカだと考えられます。

 

 

 

京都水族館は、こちらの記事でも書いた通り、かなり管理体制がずさんな水族館です。

 

京都水族館で2019年7月30日に、亡くなったマリアは、口の中がボロボロでした。

 

専門家とやらがいるにも関わらず、間違った治療を行い、何年も治せず 殺しました。

 

イルカトレーナーか獣医かよく分からない人物が、笑いながら雑談しながら、レーザーをあてていました。

 

雑にレーザーをあてているため、傷口以外の皮膚も焼いていました。

 

 

 

 

 

こちらの京都水族館のツイートのイルカは、生前のビートと、シードというイルカです。

 

 

 

シードは、2021年6月。

吻(ふん)という口の突き出た部分が、えぐれて、組織が見えてしまっていました。

 

こんなにひどいケガなのに、京都水族館の回答は「原因が分からない」。

 

本当に分からないのか、知られると都合が悪いから隠しているのか。

いずれにしても、かなりお粗末な水族館という事がよくお分かりになったと思います。

 

 

 

さらに、今年2022年3月1日に、ハンドウイルカの「キア」の妊娠が発覚しました。

ハンドウイルカ「キア」妊娠のお知らせ

 

 

キアは、2020年11月にも妊娠が発覚しており、

当館のハンドウイルカが初の妊娠

 

2021年8月に出産しましたが、赤ちゃんは5時間で死亡しました。

 

 

この反省があるにも関わらず、京都水族館は、妊娠中のキアをショーに出し続けています。

 

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『事実記録、妊娠イルカのキア』

4月の土日から、ナイトショーが始まりました。

 

1日5回の実施になり、この日のキアは3.4.5回目に参加。激しい回転技もしています。



5頭いるイルカのうち、あらゆる状況からキアが一番使い勝手がいいことがわかりました。


そしてまだ自己紹介では妊娠している事は、聞いたことありませんし、

水族館内どこにも妊娠しているとは記載されていません。

何故でしょうか?

 

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クレームがくると困ると思ったのか、観客には妊娠していることを伏せて、ショーに出演させているようですね。

 

女性の皆さん、妊娠中に激しい運動をさせられ、回転させられたらどう思いますか?

お腹の中の子供はどうなるのでしょうね。

良い影響があるわけがありません。

こんな事は専門家でなくとも分かることです。

 

 

キアの妊娠のお知らせの記事にありますが、父親が誰が分からないと書かれています。

 

京都水族館は、日頃、5頭のイルカを同じプールに閉じ込めっぱなしにしています。

複数のオスとメスが同じ場所に閉じ込められっぱなしってことです。

これがどういうことか分かりますか?

 

PEACEの代表の方は、30年前に、地元の水族館の小さなタンクで

イルカ1頭がもう1頭に追いかけられ必死になるも逃げ場がない場面を見た、とおっしゃられていました。

 

イルカだから誰とでも交配するとでも思ってますか?

イルカが異性を選ぶときも、好みがあり、好みでない相手とは交配しません。

 

しかし、閉じ込められっぱなしでは、逃げ場がないので、レイプされるしかありません。

 

イルカは優しい動物だからレイプなんてしないと思ったら大間違いであり、いじめもレイプもする生き物です。

 

 

キアは、無理やりオスに交配されてしまった可能性があるということです。

 

24時間監視体制にでもしない限り、複数のイルカを狭いプールに閉じ込めっぱなしにする事はやってはいけないことなのです。

 

 

 

京都水族館側も認めている事実ですが、イルカの繁殖失敗率は非常に高く、

いおワールドかごしま水族館の2020年時点での赤ちゃん死亡率は、なんと89%です。

 

 

水族館という極めて不自然な環境が、イルカたちに合っていないためでしょう。

 

 

野生のイルカは死んだ魚を食べません。

なので、 彼らは、イルカたちに死んだ魚を食べさせることから調教します。

 

 

その際、無理やりタオルで口をこじ開けられることがあります。

シャチなどの大型になると、鉄の棒でこじ開けることもあるそうです。

 

 

死んだ魚は水分を含んでいないため、口にチューブをさしこみ、水分を与えます。

 

これを見ただけで、どれだけ不自然なことなのかがよく分かるでしょう。

 

 

死んだ魚を与えられることにより、ビタミン不足になり、

1日65kmを泳ぐイルカは、水族館の狭いプールの不自然な環境や、やりたくもないショーの調教などによって、常にストレスを抱え

体調を崩しやすく、免疫が下がり、感染症にかかりやすくなります。

 

そのため、ビタミン剤や、胃腸薬や、抗生剤などのあらゆる薬が必要になります。

 

 

イルカへ投与していた薬61種類、プールには消毒液

 

専門家がショーをしないと運動不足になるとか言い出すかもしれませんが、

このような失敗だらけの水族館に関わる専門家たちが何かを言ったところで、本当かどうかは分かりませんよね。

 

 

 

イルカの寿命は、はっきりしたデータが出ていませんが、ミナミハンドウは少なくとも40年生きることが分かっています。

 

他のイルカも同様である可能性が高いでしょう。

 

 

ビートは15歳で死亡しました。

 

3歳以内に大半が死んでしまう水族館ではまだマシな方ですが、圧倒的に短いのは間違いありませんね。

 

 

仮に長生きしたところで、イルカショーと、狭いプールで拘束されるだけの、地獄の日々を過ごします。

 

2021年9月30日に閉館した京急油壷マリンパークのイルカ達は、

40年間も、1日4~5回のショーをやらされ

 

終わったら奥の狭いプールで待機するだけの日々を送り続けました。

 

今も別の水族館で、同様の日々を送っているのでしょう。

 

 

水族館は外敵もいないし、餌の心配もないから幸せなんだ、という人がいます。

ではその人は、殺される心配もなく、ご飯の心配もなければ、一生刑務所でもいいってことですかね?

拉致問題も、向こうの国でご飯がもらえていれば幸せとでも言うんでしょうかね?

 

 

動物達は、何の罪がないにも関わらず、ある日突然 捕らえられ、勝手に閉じ込められ、強制的に人間の見世物にされます。

 

野生のイルカは、和歌山県太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を

 

カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。

 

イルカはこの音から逃れようとします。

 

この性質を利用され、徐々に入り江まで追い込まれ、

 

 

捕まってしまうのです。

 

こうして、家族で楽しく暮らしていたイルカ達の日々は、人間の手によって、突然終わりを告げるのです。

 

追い込まれたイルカは、

水族館向きのイルカか、そうでないかを選別されます。

 

すなわち、生体販売用のイルカか、食用のイルカかが選別されるのです。

 


生体販売用に選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを

ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

妊娠しているイルカであろうと、子供であろうと、赤ちゃんであろうと、猟師は容赦なく皆殺しにします。

赤ちゃん、子ども、妊娠中でも、容赦なく皆殺し

 

 

ビートは繁殖によって生まれましたが、キアは追い込み猟で捕らえられました。

家族を殺され、家族をバラバラにされ、水族館にやってきたのです。

 

今シーズンだけで、498頭のイルカが殺されました

イルカが水族館にやってくるまで、多くのイルカが殺されているのです。

 

 

 

また、自由のない水族館のイルカは、ストレスが溜まり、自殺行為や自傷行為を行うことがあります。

 

 

「外敵もいないし、餌の心配もないから幸せ」などといったものは、裏側を知らない人の非常に浅はかな論です。

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、餌でコントロールされながら、体を踏まれたり、

 

臓器に負担がかかるにも関わらず、陸にあげられたりしながら、芸を調教されます。

 

 

そして、狭い水族館で、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、

水族館に行って、悪徳水族館、悪徳トレーナー、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

今期の追い込み猟は終わりましたが、また9月になれば再開します。

 

 

イルカを殺しているのは、水族館に行くあなたです。

 

水族館に行くのをやめてください。

 

 

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