これが豚を食べるということです。
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『豚を食べるということ』
これは豚の胎児です
妊娠させられ お腹に宿ったのに
産まれてくることなく 棄てられた赤ちゃんたち
毎日何百万、何千万という牛、豚、鶏、馬が屠殺されています
屠殺場に送られ 喉を刈られた豚さんの
お腹にいた『不要』な赤ちゃんたち
こうしてどんどん棄てられています
豚を食べるということはこうした山のような犠牲があるということです
食べない選択を🌱
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豚は、日本だけで1日あたり約4万5000匹が屠殺されています。
犬猫の殺処分は、年間で約2万3000ですから、凄まじい数の豚が殺されていることが分かるでしょう。
この中には、妊娠した状態で屠殺場に運ばれてくる母豚もいます。
そして、屠殺場で殺された母豚のお腹から取り出された胎児は、この世に生まれることなく、棄てられます。
しかし、その方がいいのかもしれません。
豚の一生は悲惨です。
養豚場であらゆる虐待が行われ、苦しみばかりの一生を過ごし、短い生涯を終えます。
以下は豚の出産シーンです。
この出産も人間の欲する豚肉のために、無理やり生まされているにすぎません。
本来素晴らしいはずの命の誕生が、人間のせいでただただ悲壮感しかありません。
豚肉の生産では、生まれた子豚は、生後1週間以内に、3つの虐待が行われます。
1つ目は、歯の切断。
麻酔なしでニッパーで歯が切断されます。
言うまでもなく、激痛です。
皆さんが麻酔なしで歯を抜かれたことを想像してもらえばよいでしょう。
60%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
2つ目は、尻尾の切断。
麻酔なしで尻尾が切られます。
言うまでもなく、激痛です。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで尻尾を切られた時を想像してみるとよいでしょう。
80%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
そして3つ目は、オスの子ブタの去勢。
麻酔なしで、切り開いて睾丸を取り出す作業を行っているのです。
血がふきでて、言うまでもなく激痛であり、子ブタは鳴き叫びます(血がふきでた画像)。
あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで去勢された時を想像してみるとよいでしょう。
90%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
また、赤ちゃんや子豚は、床に叩きつけて殺されることがあります。
成長不良、病気、奇形などといった理由で、業者の利益にならないためです。
これを業界では、淘汰といいます。
あたかも自然淘汰のように言ってぼやかしていますが、やっていることはただの虐殺です
日本では、他にも、心臓に消毒剤を注射するなどして殺されます。
注射された子豚は、数分苦しみ もがいた後に、絶命します。
殺された豚たちは、ゴミのように捨てられます。
豚の生産では、幼い頃にこれだけのありえない虐待が行われているんですね。
そしてこれらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。
また、個体識別のために、耳が切り取られることもあります。
もちろん麻酔なしです。
母豚は種付けされると、この妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら、飼育されます。
一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。
食事も、トイレも、この檻の中で行います。
必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。
豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。
あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。
88%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。
閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。
母豚は、妊娠ストールで約4か月を過ごし、出産間近となります。
出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。
ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。
この檻も、妊娠ストールと同様、非常に狭い檻なので、母豚の苦しみは続きます。
母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、
子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。
母豚は、3週間程度、分娩ストールで過ごした後、子供と引き離され、また種付けされ、妊娠ストールへ。
このようなサイクルを何度も繰り返し、4~5年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、屠殺場へ送られます。
種付けは、人工授精によって妊娠させられることがあります。
膣に器具を挿入される、非常におぞましい行為です。
この人工授精のための精子を、種豚から採取するのです。
このように、自然からかけ離れたおぞましい行為を、当たり前のように行っている業界なのです。
繁殖用の豚以外が大多数であり、その豚たちはわずか6か月の子供のうちに殺され、肉にされます。
豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。
写真は、生後4か月の姿。異常な大きさです。
品種改良には
・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」
・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」
・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」
などがあり、
人間都合の品種改良によって、豚は苦痛を感じたり、病気を抱えやすくなっています。
まずは、脚弱。
足が弱り、立ち上がることが困難になります。
脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。
生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。
次に、母豚の空腹による異常行動。
太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。
しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。
餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、
目の前の柵をかじり続けたり、
口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり(偽咀嚼)などの異常行動を起こします。
そして、子豚の死亡率の増加。
日本の母豚1頭あたりの産子数は11頭。
豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4~5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。
母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。
ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4%増加していることがわかりました。
さらに、母豚の脱肛。
脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。
脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が1つの要因と考えられています。
脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。
脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。
このような苦しい生活を過ごし、時がくれば、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされ、と殺場へ運ばれます。
ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。
当たり前ですが、水を与えるとか、暑さ寒さ対策をするといった配慮は一切ありません。
着くまでに、弱って死んでしまう豚もいます。
到着すると、係留所や、と殺場に運ばれます。
運ぶ際は、職員が仕事を早く終わらせるために、豚たちに暴力を奮うことがあります。
蹴る
豚の上に乗って蹴る
棒で叩く
ホースで鞭打つ
電気スタンガン
豚は寒さに弱いですが、
吹きさらしの係留所では、雪の降る極寒の中であっても、一晩過ごさなければなりません。
そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
動画は、と殺場で無理やり引っ張られる豚、恐怖に震える豚、痛めた足で懸命に逃げようとする豚の姿です。
このような事は世界中で、日常的に行われています。
豚肉を食べる方は、しっかりとご覧ください。
皿の上の肉は、これらのような苦しみを経た、感情があった動物達の死体の一部です。
日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、
殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。
このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、ただの言葉です。
豚も、感情があり、個性のある生き物です。
— キリ (@Kiri36268982) February 20, 2022
犬猫の虐待に反対しておきながら、肉を食べるのは矛盾でしかありません。
今、人間どうしの戦争が話題になり、反対の声を上げる方がほとんどだと思いますが、
食べ物にされる動物たちは毎日が戦場であり、その原因を作っているのは動物を食べているあなた方です。
暴力や殺戮は、人間だけが行われなければいいんですか?
「屠殺場がある限り戦場はなくならない。」レフ・トルストイ pic.twitter.com/cWNPP41DHV
— ダンテ (@dante_animal) February 27, 2018
人を責める前に、まずはご自身の矛盾と向き合うべきでしょう。
肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
美味しいという欲だけのために、豚を苦しめるのをやめましょう。
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