象から取れる象牙は、いまだ日本で消費されています。
象牙は、どのように取られるかご存じですか?
野生の象を、銃で殺して顔の一部ごとチェーンソーで切ってその牙を持ってゆくのです。
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1859167.html
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1903042.html
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牙が自然に抜け落ちるとか、寿命で亡くなった象の死体から切り取っているとでも思っていましたか?
象牙は、印鑑、麻雀パイ、ピアノの鍵盤、三味線のバチ、置物、仏具、装飾品、ビリヤードキューなどに、用いられています。
どれも代替素材が使える品ばかりで、こんなくだらない物のために象が殺されているのかと溜息しか出ませんが、
中でも、象牙の印鑑は、日本の象牙市場を大きく支えてしまっています。
日本の象牙市場は、ゾウの密猟を助長していると世界から非難されています。
イルカだけでなく、象も殺す国、日本。
そして、絶滅危惧種のクロマグロや、ニホンウナギを食べ、大量消費しています。
ゾウと言えば、市原ぞうの国は、ひどい動物園として世界的に有名です。
なので、日本は、世界から動物虐待国家と非難されています。
この事実を日本人だけが知らず、日本人は日本を漠然と優しい国だと思い込んでいる、メルヘンチックな国民性なのです。
日本では、象牙の輸出入は禁止されています。
しかし、国内では、事業者登録を行っている事業者からの象牙製品の入手は合法です。
日本人や中国人の消費のせいで、象は密猟され、
密猟された象牙の80%近くが中国経由で日本に持ち込まれて消費されています。
現在、イルカの活動で有名なLIAですが、
LIAは、過去、アフリカ現地まで行き、象牙などの密猟の実態調査を行いました。
以下、その28記事です。
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② 厳しい暑さに、脱水症状になったメンバーもいたようです。
③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ ㉑ ㉒
㉓ 調査中、現地の警察に怪しまれ捕まったこともあったようです。
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さらに、違法な象牙の売買を行う日本人を、何度も告発し、摘発してきました。
以下、その5記事です。
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最前線で活動している方のおかげで、我々は様々な情報を知ることができ、発信することができます。
2021年3月25日に、 IUCN絶滅危惧種レッドリストにおいて、
アフリカの「シンリンゾウ(マルミミゾウ)」は、「深刻な危機(CR)」
「サバンナゾウ」は、「危機(ER)」と評価されました。
IUCN絶滅危惧種レッドリストは、9つのカテゴリーがあり
①未評価 ②データ不足 ③低懸念 ④準絶滅危惧 ⑤危急 ⑥危機 ⑦深刻な危機 ⑧野生絶滅 ⑨絶滅
と評価されます。
⑧と⑨は絶滅になりますので、シンリンゾウは⑦ですから、絶滅寸前の種ということになります。
LIAはインスタの投稿で、進めないと間に合わない、とコメントしています。
これからも、ゾウたちがかなり危険な状態にあることが分かります。
かつては、ヤフオクが象牙の取引を禁止しておらず、ヤフオクでの違法取引が後をたたず、無法状態だったようです。
しかし、活動家たちの働きによって今では禁止され、ヤフオクでの取引はほぼ0に近づいたようです。
ですが、需要がある限り、どこかしらで取引が行われているでしょう。
そして、需要がある限り、密猟が行われ続けます。
我々、日本人が、遠くにいるはずのゾウたちを絶滅させてしまうかもしれません。
象牙の製品を使った商品を買わないようにしましょう。
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