生きたまま茹でられる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

 

animalrightscenterのインスタグラムより。

 

 

 

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食鶏処理場で、首を切られるのに失敗して生きたまま熱湯に入れられた鶏の数は2019年、合計51万2千965羽でした🐔

 


生きたまま熱湯に入ると、生体反応で体が真っ赤になり、売り物にならないので廃棄されます。

Cadaver 放血不良 Japan

 

 

つまり、過酷な飼育とむごい屠殺は本当になんの意味もなかったというわけです。

(食べられた方がまだよかった、という訳ではありません。鶏が自然に自由に暮らし、老衰で死ぬのが1番良いに決まっています)

あまりにも数が多すぎて感覚がおかしくなっていると思いますが、本来、1羽でも生き物が生きたまま熱湯に入れられることはすごい事ではないでしょうか?


畜産物だから仕方ない…と感じる方は、これが自分だったら、自分の子供だったら、自分のペットだったら…どうでしょう??

畜産動物がぞんざいに扱われて良い、正当な理由はなんでしょうか?🤔
なんのエゴもなく、相手の意思を尊重したうえで、倫理的で道徳的に説明できる人はいないと思います😌

"畜産物だから生きたまま茹でられるのは仕方がないことだ" は、畜産物を食べたい人の願望です🌱

 

Cadaver 放血不良 Japan

扱いがぞんざいになる理由のひとつは、数があまりにも多すぎて処理スピードが速いことがあります。
消費者があまりにも消費するので、起きる事実です。

すべての動物に思いやりの心をください🐔

 

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ブロイラー(鶏肉になる鶏)たちは、と殺されるまでに多くの苦しみを味わいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種鶏(ブロイラーを産む母鶏)たちも、ブロイラー同様、苦しみの毎日です。

 

 

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多くの鶏たちが、と殺を迎えるまでに死亡します。

 

ブロイラーは、生まれてからたったの50日でと殺場に運ばれます。

寿命を10年とすれば、わずか50分の1以下の雛のうちに殺されます。

人間の寿命を80歳とすれば、50分の1は、2歳にもなっていない子供です。

 

 

日本では、鶏は、意識のあるまま首を切られて殺されます。

 

そして、この首切りが失敗すると、生きたまま熱湯で茹でられることになるのです。

そういう鶏が年間50万羽以上いるということです。

 

 

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日本の食鳥処理場(鶏の屠殺場)の多くは、スタニングという電気ショックやガスで意識を失わせることなく、首(頸動脈)を切ります。

この方法はEUでは違法です。

 

この場合、鶏は逆さ吊りに懸鳥され、そのままオートキラーと呼ばれる機械式のナイフで首を切られるか、人の手によってナイフで首を切られます。


意識があるためバタバタと羽を動かし、首を必死でもたげたりしてしまうと、オートキラーから外れ、浅く首を切られる、または首を切られないことになります。

 

一部であるが死体を確認する映像を見ると、多くが浅く首を切られています。

放血時間は2~3分ですが、その間意識を保ち、一部を切られた痛みに耐えることになります。

 

その後、懸鳥されているため拘束状態で約60度の熱湯に入れられ、熱さと痛みの中で、熱傷または窒息により死亡します。

熱湯に入れられた際、拘束されている足をバタバタと動かす様子が観察されます。

 

また、米国タイソン・フーズの食鳥処理場で9年間働いた元従業員は「鶏は叫び、蹴り、その眼球が頭から飛び出す。」と語っています。

 

この「放血不良」は、UKとスウェーデンではその「事故」は法律違反でもあり、ゼロであることが必須であり、もはや統計をとっていないようですが、米国は統計をとっています。

 

米国は鶏の処理羽数が日本の10倍に上り、屠殺のラインのスピードも早く、スピードの速さが事故の原因であるとも言われています。

しかしそれでも、この10年間で、米国で生きたまま茹で殺された鶏の数は急激に減少し、10分の1までになり、0.00673%になっています。

日本=0.0648%(減少傾向なし)

米国=0.0067%(大幅減少中)

であり、日本は米国の9.6倍生きたまま熱湯で茹で殺す割合が高いのです。

 

チェックを徹底し品質を上げることと、スタニングをガスに切り替えることで、改善は可能です。

ましてや、日本は米国の10分の1の屠殺数であり、またラインのスピードも遅く、UKなどと同様にゼロにできるはずです。


50万羽が生きたまま熱湯で茹で殺されるという壮絶で、かつ、無用な最期を迎えていること、厚生労働省及び業者の意識の低さの表れであり、怠慢です。

Cadaver 放血不良 Japan

 

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虐待的な環境をこらえて生き抜いても、最後の最後は麻酔もなく、意識のあるまま首を切られ、時には生きたまま茹でられるということです。

生きたまま茹でられた鶏は、売り物にならず廃棄です。

無用に生まされ、苦しめられ、殺され、捨てられるだけの一生ということです。

 

日本だけで、殺される鶏は、2019年で8億羽以上。

そして、生きたまま茹でられる鶏は、年間50万羽以上です。

 

もちろん、これには採卵鶏(卵を産む鶏)や、種鶏も含まれています。

 

これはあくまで集計されている分だけですので、実際はもっと殺されているでしょう。

異常としか言いようがありません。

 

鶏たちは毎日が戦場です。

そして、大虐殺の毎日です。

平和を望むなど、人間は一体どの口が言うのか。

 

 

感謝、いただきますに意味があると言う日本人が圧倒的に多いですが、これらの言葉に意味などありません。

 

感謝されたら生きたまま茹でられてもいいんですかね?

いただきますと手を合わされたら、たったの50日で、麻酔なしで首を切られていいんですかね?

ただただ、罪悪感を帳消しにするために、欲を正当化するために生み出した上っ面の言葉です。

 

本当に感謝をするなら、食べない、です。

 

 

鶏肉、卵を食べなくても人間は生きていけます。

 

 

美味しいという欲のために、鶏たちを虐殺しないでください。

 

 

 

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