以下の表は、1kgの植物性の食べ物 または 動物の食べ物を生産するのに、
動物が食べる穀物の量と、使用する水の量をまとめたものです。
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基本的に動物性のものを生産するより、植物性のものを生産する方が少量の水で済みます。
野菜や穀物はそのまま食べ物になりますが、豚肉や牛肉などは、大量の野菜と穀物と水を家畜に食べさせることで生産されます。
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この時点で、どちらが合理的な食事か明白です🌱
人口が増え続けどんどん食糧と水不足が進む今、非生産的な食事の選択はしないべきではないでしょうか。
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当たり前ですが、水がなければ植物は育ちません😢
植物が育たなければ地球は終わりです🌏
水を大量に使う畜産は地球を壊し、飢餓を招きます。
今すでに起きている事です。
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畜産の水の使用量が非常に多いことが分かります。
ハンバーガー1個に、水2500リットルが使われます。
これは2か月間シャワーを浴び続けるのと同じ。
さらにまずいのは畜産動物が消費する穀物の量です。
例えば、1kgの牛肉を生産するのに、11kgも穀物を使用します。
これは非常に無駄で、人間が1kgの穀物を直接食べた方がどう考えても効率が良いのです。
なので家畜用の穀物を育てている土地で、人間用の畑を作って
人間が野菜や穀物を食べれば、植物の消費量も水の消費量も圧倒的に減ります。
よく植物も命だ、という人がいますが、本気で植物の命も大事だと思うのであれば、菜食という選択しかありえないってことです。
豚や鶏は、比較的穀物使用量が少ないとはいえ、その分消費量が多いので同じです。
2030年には、世界人口の4割が水不足になると言われていますね。
さらに、畜産は環境破壊の主要因となっています。
Netflixをご契約の方は、「カウスピラシー」をご覧くだされば、畜産の環境破壊の問題が理解できると思います。
国連の報告では、温室効果ガスの排出量は、
運輸関係(車、トラック、鉄道、船、飛行機など)よりも、畜産関係の方が多いとのこと。
その影響力は、車の86倍。
アマゾンの森林破壊の原因の91%は畜産です。
地球上には、人間と家畜を除いた、野生動物はもう4%しかいません。
それくらい家畜の数は異常に多いということです。
人間ですら多すぎるのに、それを遥かにしのいでいます。
この異常な数の家畜の放牧地だけでなく、その家畜が食べる大量の餌のための畑の土地を確保するために、「人間」が森林火災を意図的に、違法な状態で行っています。
自然が破壊され、その土地に住んでいた野生動物や、原住民までもが殺されています。
酸欠海域、生息域破壊、種の絶滅の主要因も畜産です。
環境破壊対策で畜産から目を反らすことは、肺がん対策でタバコから目を反らすようなものです。
畜産の強力な利権と、人間の濃い味に執着する欲、習慣が目を反らさせている大きな要因です。
工場畜産が問題になっていますが、もし家畜をすべて 放牧で育てれば、あっという間に地球上の土地はなくなります。
そして 工場畜産は言うまでもなく、動物虐待の最たるものです。
すなわち、動物のため、地球のためを考えると、食べないという選択肢以外はありえません。
動物性のものを食べないという選択は、エシカルなだけでなく、サステナブルな選択です。