犬猫の生体販売の中で、最も犬や猫を苦しめる、どうぶつ移動販売をご存じですか？
訳ありの子達が売られる「移動型生体販売」寒さや暑さ対策もなく移動中に死亡したり、健康状態も悪くすぐに死亡するなど被害が後を絶たない
— ヤブキ レン (@yabukiren0) June 10, 2023
今日、明日に行われる移動型生体販売
■岡山県津山市
グリーンヒルズ津山
「ワンニャンカーニバル」
アプラス
■静岡県浜松市
浜松市総合産業展示館
ブロニア pic.twitter.com/pHFUmexWvj
********************************************
どうぶつ移動販売から「どうぶつを買わないで！」
LIAでは、長年の間、どうぶつ移動販売の実態を調査してきました。
移動販売の裏で凄まじい数のどうぶつ達が死んでいます。
生体販売の中でも、最悪なのが移動販売です。
移動販売では、ペットオークションなどで、何らかの理由により、売れ残った「犬や猫」を、タダ同然で引き取り、健康な子は繁殖用にまわし、不健康な子や問題がありそうな子は、移動販売で「売りっぱなし」にするという悪質極まりない業者が多数います。
まず、移動販売は、地域のペットショップなどと比べ「激安」で販売しています。
なぜ、そんな事が出来るのか？
ペットオークションなどで、売れ残った問題がある子達を、タダ同然で引きとっているからです。
そしてなにより「売りっぱなし」に出来るからです。
お客の地元のペットショップは、犬や猫を購入したお客に対するケアをしなければならない場合が多いです。
例えば、購入後に「病気」である事がわかったり、躾や、飼育の相談を受けなければならなかったりします。
売りっぱなしにできません。
しかし、移動販売は、購入後に「遺伝性の疾患」や「病気」などあっても、問い合わせや連絡は「電話、メール」のみです。
イベントの時しか、その場所にいませんから当然です。
LIAに寄せられている移動販売に関する事件の相談で最も多いのは「移動販売で犬(猫)を買ったのですが、体調が悪そうで、動物病院に連れていったら「遺伝性の疾患」だと言われました。
業者に電話したら「ほかの犬(猫)と交換するから送り返してくれ」と言われました。
「送り返すって、どうやってやるんですか？」と聞いたら、「宅急便で送れ」と言われました。
宅急便で具合が悪い子を送るなんてできません！。
しかも「交換する」って、この子は、どうなっちゃうのか心配で、とても困っています」というお問い合わせです。
次に多いご相談が「業者と連絡が取れない」というご相談です。
通常の生体販売でも問題なのに、移動販売って・・・・・
犬猫の移動販売は、全国各地で問題を引き起こしています。
********************************************
つまり移動販売は、ペットオークションなどの売れ残りを仕入れているので仕入れ値が非常に安く、
店舗がないのでアフターケアがいい加減で済ませられ、経費がほとんどかからないということですね。
出雲市のホームセンターに出店していた移動ペットショップでの写真だそうです。広告の品 0円。命が0円。この現状を見てどう思いますか。ペットショップは生体販売やめてもらえますか。ペットを飼いたいと思う方は命を買わないでもらえますか。 pic.twitter.com/OusCKzTuCB
— しゃも (@410310siomido) February 7, 2017
そもそも売れ残ったということは、外見が良くないということもあるかもしれませんが、中には体調がよくない、病気があるなどの問題があるはずです。
なので、明らかに体調が悪い子も、そのまま売っていたりします。
こんな人たちが治療なんてするわけがありませんし、売り物にならない子達はどう処分しているのかは想像に難くありません。
移動販売の店員にヤクザのような人間がいたようです。
動物を物のように扱う人たちですから、ヤクザがいても何も不思議ではありませんが。
********************************************
8月2日に福井市産業会館にて「ブロニアの森」主催の『わんにゃんフェスタ』が開催されました。
そこに出向き、約176頭の子犬、子猫達がケージにいれられていました。ケージを2段に積み重ね、テーブルの上に置かれていました。
販売契約のとこに2、3人のスタッフ。
子犬、子猫達の世話をしていたのは1、2人。約176頭に対して、ありえません。
当然、糞尿の始末は粗末、子猫のとこには水すらない。
足の悪い子犬もいました。
「この子を病院に連れていってあげてください」と話したら、値段札をすぐ外し「分かりました」だけ。
「子猫達に水をあげてほしい」と話したら、「さっきあげたんですけどね」と言い、「全部空っぽですよ」というと、ようやく水をやり出した始末。
糞尿の話しをすると嫌な顔。
可哀想でみてられませんでした。
会場をでると、40代くらいの男性スタッフが2人来て、背の高い方のスタッフが「愛護か？」と言ってきました。
「違います」というと、「何度も愛護か？」と聞いてくる。
「違います」と言ってもひかず、しまいには「イチャモンつけやがって！」と。
「イチャモンじゃないでしょう？ 水がないからないですよ」と言っただけ。
「イチャモンとはなんですか？」というと、背の低いスタッフが殴る勢いで詰め寄ってきました。
そのあとも言い合いになり、私と一緒にいた男性に、背の低いスタッフが殴りかかる勢いで責め寄ってきました。
このようすは、ほかのお客さんも見ています。
私と一緒にいた男性が「警察よぶぞ！」と叫んでも引かない。
何度も「警察呼ぶぞ！」といったら、背の高いスタッフが「もう辞めろ」と、もう1人の背の低いスタッフの服を引っ張って止めようとしてました。
それで一旦おさまったので帰ろうとしたら、また背の低いスタッフが「俺はここのもんじゃないんやでいいやろ！」と、殴りかかってこようとしました。
それを背の高いスタッフがとめ、私達は会場を出たのですが、この2人が私達の車を写真に撮っていました。
ビックリもしたし悪質すぎる人間のとこにいる子犬子猫達が不憫すぎる。
私達は福井警察署に出向き、この状況について、警察官に話しをしてあります。
ーーーーーーーーーー
悪質極まりないようすが、ご理解いただけましたでしょうか？
解決方法は1つだけ。
「買わないこと！」
これのみです。
生体販売自体が問題になり続けている日本において「移動型生体販売」など以ての外です。
********************************************
生体販売自体を良しとするから、こんなことが起こるんです。
ペットショップ、ブリーダー、移動販売撲滅に向けて、購入しないことはもちろん、いかに悪質かを世間に知らせていきましょう。
