Dominion 「豚」 ① | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

ドキュメンタリー映画「Dominion」の全文を書き出してくださった方がいらっしゃいます。

 

 

日本含め、今世の中に存在する動物達が、どのような扱いを受けているのか。

 

必死に隠してきた業界の闇を暴く、ドキュメンタリー映画です。

 

 

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「豚」

 

使用 : 食物 ・ 娯楽 ・ 研究

 

年間屠殺数:

オーストラリア 490万頭 イギリス 1100万頭、アメリカ 1億1800万頭、 ニュージーランド 60万頭、カナダ 2100万頭、中国 7億1500万頭

 

 

1960年代、オーストラリアには約5万戸の 養豚場がありました。

今日では、1400戸未満ですが、食糧のために飼育され、屠殺される豚の 総数は、増加しています。

 

2015年現在、49ヵ所の農場に全国の豚の 60%が収容されています。

食用のために飼育されるほとんどの豚は、 その生を分娩用クレートという、小さくて、標準的とされる檻で、

子豚たちが母親である雌豚から授乳で きるように設計されており、その檻で、母豚は、身動きができないようにされています。

 

 

子豚たちの中で、死産またはミイラ化する頻度は、

一般的に増加していますが、牝豚から一度に生まれる 子の数は減少しており、養豚業界の促進策によって、大きな子豚を産む ようにされています。

 

 

 

生まれた子ブタの10~18%は、離乳時まで 生きていることができず、病気に陥ったり、飢えや脱水症が起きたり、母豚によって、あやまって 押し潰されたりしています。

 

 

 

経済動物としては役にたたないとみなされ、作業員に殺されたりした子豚も、離乳までに 死んだものとして、数えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の数日間を生き残った子豚は、 麻酔などされずに、痛みのあるまま

カニバリズム(共食い)などを防ぐために、 尾と歯を切り取られ、個体管理のために、耳の一部を切りとられたり、 タグを装着されます。

 

彼らは3~5週齢で母豚から引き離され、ほとんどの豚は、5ヶ月前後で屠殺 される運命にあります。

 

 

彼らは成長するに連れ、糞尿にまみれ 混雑している群飼い檻に移されます。

 

カニバリズム(共食い)

 

 

いくつかの雌豚は、繁殖サイクルの中で、 雌豚を置き換えるために維持されており、

たくさん子豚を生産する能力がありそうな 牝豚か、注意深く選択されています。

 

ほとんどの養豚場では、自然交配ではなく 人工授精を利用しており、1頭の雄豚から30-40頭の雌豚を妊娠させる ことができます。

作業労働者は、雄豚をマスターベーション して精液を集め、豚のコウノトリと呼ばれる隆起した カテーテルを介して雌豚に挿入します。

雄豚は授精に先立って牝豚を興奮させるために、 全く物理的に使用されていますが、。実際に交尾することはできません。

 

妊娠したことが確認されると、その牝豚は 2種類の狭い檻の、どちらかに移され、ほとんど16週間の間、妊娠出産のために そこで過ごします。

 


妊娠ストールは個別の檻で、分娩ストール と同じように、牝豚は、前後に一、二歩の身動きが 出来るだけで、振り返ることはできません。

徐々にオーストラリアの養豚場の大部分が 豚の妊娠ストールを段階的に廃止しつつありますが、

牝豚を拘束するための妊娠ストールは、完全に合法であり、自発的な制限の5日間より長く使用することに対する 罰則はありません。

これは、欧州連合(EU)の見かけ上の「禁止」 に似ており、じっさいは、種付け後、最大4週間は、 妊娠ストールを許容しています。

選択肢が与えられているとき、 豚たちは、排尿を、自分たちが、寝たり食べたりする 場所から、遠ざけてします。

極端な拘束は、重い心理的な犠牲を伴います。

 

 

 

別の群飼育の方法では、小さなコンクリートの監禁檻に、 妊娠した牝豚たちが集まっています。

 

 

 

スペースの欠如や、適度な刺激がないと、 豚が攻撃的になる可能性があります。

 

 

床の隙間から排水溝に落ちた豚は、排水の中で飢えたり溺れたりします。

 

出産予定日の1週間前になると、彼らは分娩ストールに移されて、そこから、次の残りの4〜6週間を過ごします。

 

運動できないと、雌豚の筋肉が弱くなり、起立したり、横たわったりするのが難しくなります。

最小限の筋肉の運動をさせるために、作業労働者に 少なくとも1日1回以上、立ち上がるように強制されます。

 

 

(皮膚にひどい炎症、ただれている雌の豚)

彼女はスコップなどの硬い面などで叩かれ 圧痛による炎症を発症するでしょう。

 

 

さもなければ、繰り返される分娩やひどい状態からくる… 肉体的な歪みからの臓器脱出症や感染症...

…また、部分的な麻痺につながり、

 

 

 

彼女がケージの前で、食べ物や飲水するのを妨げ…

… そのままケージの中で、死に至ることさえあります。

 

 

 

子豚が病気になって死ぬと、 母豚は、なすすべもなく見守り、

 

 

また、作業労働者によって不具にされたり、 虐待を受けて、子どもを奪われます。

 

 

 

牝豚は、交代するまで、このサイクルを、 2年間で4回続け、屠殺されるか、もしくは養豚場内で、そのまま殺されて、捨てられます。

 

 

「放牧で飼育(フリーレンジ)」という言い方は、単純に 豚が、密室でない屋外施設で生まれたことを意味しますが、

他の養豚場と同じく、残りの生を養豚施設で過ごし、過密飼育や健康、行動問題に直面して、その間に、自身が動くために使う膝を、 悪くします。

 

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画像は、マシなものを選んでいます。

 

どうですか?

どこかに命の尊厳は感じましたか?

感謝とか、いただきますで、正当化できるような内容でしたか?

 

動物が商品になれば、表面だけ綺麗な部分を見せ、裏では必ず虐待が起こります。

肉を食べる限り、このような虐待、虐殺はなくなりません。

 

生産者を責めても意味ないですよ。

そもそもが肉が大量に必要だから、このようなシステムになっているからであって、根本的な原因は消費者です。

 

 

肉を食べなくても人間は生きていけます。

肉からしか取れない栄養などありません。

 

 

肉はガンのリスクが高まります。

 

 

たった数分程度のおいしいという欲だけのために、何万、何億もの豚たちの一生をただ苦しいものにし続けますか?

 

 

↓Dominion

 

 

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