多頭飼育崩壊のニュースが続々と上がっていますね。
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島根県出雲市の民家で今月、160匹以上の犬が8畳2間にすし詰め状態に置かれていることが、県や動物愛護団体への取材でわかった。
無秩序な飼い方で世話が難しくなる「多頭飼育崩壊」が起きていたとみられ、団体は飼い主の同意を得た上で、県出雲保健所と連携して、来月上旬、全頭の一斉不妊・去勢手術に踏み切る。
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8畳2間に犬164匹ですから、ここに164匹入れてるってことですね。
常軌を逸していますね。
限界まで追い込まれてから、団体に優しく説得されないと、うんと言わない飼い主のつまらないプライド。
本当に犬がかわいそうです。
そして、尻拭いをさせられるボランティアさん。
こんなことをやった人に引き続き、飼う権利があることがおかしいと思います。
数値規制は、一般人にも適用が必要ですよね。
そもそも動物虐待として、動物愛護法違反にならないんですかね・・・。
多頭飼育崩壊を起こした飼い主のインタビューの記事や動画を見ることがありますが、毎回、違和感しかありません。
で、先日、lovablerazさんのインスタライブに登場されたLIAのヤブキさんの言葉を聞いて納得しました。
動画の33:00あたりです。
ブリーダーは金儲けなので、やり玉にあげられることが多いですが、保護団体にもひどいところがあります。
ヤブキさんが潜入したとある保護団体では、糞が30cmつもっているところに、犬たちがいたということです。
それを聞いて
lovablerazさん 「なんでそういうボランティアやってるんですかね? 精神状態がおかしくなっていっちゃうんですかね?」
と聞くと、
ヤブキさん 「僕が代表と話したときに思ったのは、もともとおかしいと思いました。
だんだんおかしくなったんじゃなくて、もともとおかしい人が始めてるというところがすごく問題。
大抵、人とコミュニケーションが上手くとれない人とか、世の中に上手く適応できない人たちが、動物を保護したら注目されて、どんどん囲うようになって、ネグレクトとか、崩壊したままずっと続けていくようになる。」
とおっしゃられました。
これを聞いて、かなりしっくりきましたね。
インタビューとか見てても、とんでもないことをやった、猛省している、という人間のセリフや態度じゃないんですよね。
やっぱりどこかおかしい。
そもそも、そこが思える人なら、もっと早い段階で助けを求めているって話なのでしょうね。
結局、コミュニケーション能力や、共感力がなくて、自分の寂しさを紛らわすために 動物を利用しているようにしか思えません。
人間の都合に、動物が振り回されているということです。
「もう飼わないでください。」って団体に言われているにも関わらず、「次は避妊去勢をして少数で飼います」って言っていたりとか、レスキューしてもらったにも関わらず、費用を継続して払わなかったりとか、完全に団体の優しさに甘えています。
繰り返しになりますが、こういう人が引き続き、飼えることが問題だと思いますね。