今回の記事は以下3つの流れで書きました。
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①ファミマが植物性商品を新発売
②日本の酪農の実態
③近況
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ファミリーマートが「ブルーグリーンプロジェクト」第7弾として、植物性の商品4種類を発売!
全然知らなかったんですが、昨日たまたまファミマに寄ったら植物性のチョコケーキが置いてあったので、その場でスマホで調べたら上の記事を発見。
全国では、植物生まれのチョコケーキ、植物生まれのアーモンドミルクバー 、植物生まれのたまご風スープを新たに発売とのこと。

(関東のみ植物生まれのチリミートのサラダラップも発売)
早速チョコケーキを手に取り、アイスのコーナー探したらアーモンドミルクバーもあったので手に取りました。
急いでたので時間はかけてないですが、たまご風スープを探したものの発見に至らず。
というわけで、チョコケーキとアーモンドミルクバーを購入。
個人的にはチョコケーキは好みなので、また購入したいと思いました。
ただ、植物性の商品は発売されても1~2週間で姿を消すものがほとんどですので、次は購入したくてもできないかもしれませんが![]()
プラントベース業界は全体的に明らかに盛り下がっており(そもそも盛り上がり自体も超小規模だったのに)、
植物性の商品を新たに発売してくれる大手企業はもうほとんどなくなってしまいました。
その中で継続してくれているのはファミマとスタバくらい。
発売後すぐ姿を消すあたり、あまり売れてはいないのでしょうけど、継続して発売してくれるのはありがたいですね。
ケーキやアイスといえば、一般的には乳製品ですね。
というわけで、以下、虐待だらけの日本の酪農について書いていきます。
乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思います。
牛乳のパッケージには、放牧の牛たちの写真やイラストが載せられているからです。

テレビでも放牧農家を取り上げることが非常に多いです。
しかし、それらは全て印象操作です。
実際は乳牛のほとんどは「つなぎ飼い」という拘束飼育が行われています。

つなぎ飼いとはその名の通り、短いロープや拘束具などでつないで飼育する方法です。

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

歩く事さえできず、餌を食べる以外何もやる事がない時間を延々と過ごします。

日本の酪農場の72%以上が、つなぎ飼いを行っています。
皆さんが放牧のイメージを抱いているであろう北海道ですら、
60%がつなぎ飼いであり、放牧はわずか10%以下です。
牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いる農家もいます。

牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御しているのです。

糞を同じ場所に落とすようにして掃除を楽にするためです。
農家の効率のために、牛は電流で痛みを与えられるのです。
出産のときですらつないだままの極悪な農場も多々あります。

つながれたまま出産したこの母牛は、つながれたまま羊膜を舐めていました。

この牛は、産まれたその日にロープでつながれ子です。

おそらく一生、歩くこともなく、このままです。
この子の隣りの隣りにお母さん牛がいたそうですが、つながれているため、お互い触れ合うことはできません。
子供もお母さんも、悲しくて2日間くらい鳴き続けていたそうです。
この写真の牛も、一生つなぎ飼いでした。

この子は、さんざん尽くしてきたにも関わらず、体調不良になると、餌も水もない別の場所に連れていかれました。

このまま3日間、餌も水も与えられないまま放置され、
体をブルブルと震わせ、顔も上げることができない状態になり、
さらに、画像の牛の横にある、板が頭に倒れ、それが傷口を作り、肉をえぐっていたそうです。
そして、4日後、と殺場へ送られ、殺されました。
このゴミのような扱いが、この農場の酪農家生活を支えるために何年間も尽くした、この乳牛の最後です。
日本人は1日あたり約200gの糞をしますが、乳牛は1日あたり約45.5kgもの糞をします。
つまり、その量は227倍にものぼります。
牛が多量の糞をするため、つなぎ飼いを行う農場では、
掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。

牛も糞尿にまみれるのは不快でしょうが、つなぎ飼育をされている以上、どうしようもないのです。

以下は、つなぎ飼いのまま出産させ、糞尿だらけの床に産み落とされた子牛です。

繋いだまま産ませること自体が残酷ですが、その上で、糞尿まみれの床に産ませる酪農家がいるのです。
糞尿にまみれることで、ひづめの間に菌が入り込み、炎症の原因になります。

つなぎ、固い床、不衛生な環境下のもとで、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで炎症は起きます。

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

炎症を起こして出血したり、足を痛めた牛は、足を引きずって歩くようになることがあります。
この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。
日本では、乳牛の35%に何らかの蹄病の症状があるという報告が上がっています。
跛行になった牛は休息、摂食、飲水、繁殖などあらゆる行動に影響を及ぼします。

足の痛みから餌を食べに行くことすらしなくなる牛もいます。
立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。


農場で不要になった、牛を殺す場合もあります。

パコマという消毒薬を注射し、30秒で泡をふいて死亡します。
業界はこのようなものを安楽死などと言っていますが、実際は悶絶死です。
牛は、本来、角があります。

しかし、畜産の牛たちを見ると、角がない牛が非常に多いです。

農家によって角を切り取られてしまっているからです。

牛の性質をおとなしくさせる、飼育者が怪我をするのを防ぐといった目的で行われます。
日本では
肉用牛の農場では約60%、乳牛の農場では約85%が除角・断角を行っており、
そのうち、肉用牛の農場では約83%、乳牛の農場は約86%が、麻酔なしで行っています。
概算で、肉牛農場は約50%、乳牛農場は約73%が、麻酔なしで除角を行っているのです。
生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

このときの温度は、最低でも600℃以上の高温になると言われています。

この焼きゴテを数秒あてられ、牛は絶叫し、暴れます。

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、

焼きごてを押し当てられます。

この説明を聞いただけで、ほとんどの人が、激痛を伴うことは容易に理解できるでしょう。
除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

以下は、和牛農家が自ら上げた、麻酔なしで除角を行う映像があります。
角を切った後に、痛みで牛が暴れる様子が映っています。

そして、切られた時の痛みは、人間が指を切り落とされたのと同じ、と農家自らが認めています。

日本の農家は都合の悪いことを隠す傾向がありますが、この人はかなり正直な農家です。
しかし、この事実を知ってもなお、感謝して頂きますなどとといったお花畑コメントで溢れているのが日本人の現状です。
動物虐待の場面を見ても、自分の欲が絡むと思考が停止する人がほとんどなのです。
近年の日本人の倫理観はかなり壊れてしまっていると感じます。
以下は、除角によって牛が死亡したと言う、日本の畜産従業員からのレポートです。
**************引用**************
2017年○月○日
この日の事件の詳細について述べていきます。
除角作業は農協職員ほか10数名ほどで、1日で20頭くらい、各農家に回りながら行っていくものでした。
私の勤める農場には肉用和牛がいます。
そのうちの1歳になる雌牛がこの日最後の除角として、17時頃一行がやってきました。
わたしも初めて見たのですが、
まず子牛をスタンチョンという鉄柵で頭を抜けないようにして、
さらにタツという、ロープで作った頭絡(とうらく)で頭を拘束します。
初めて繋がれて、見ず知らずの多数の男性が道具をもってあらわれたことで、牛は興奮状態に陥っているようにみえました。
道具は、はっきりと見てはいないのですが電気カッターのようなものでまず角を切り落とし、
その後木炭で熱したコテのようなものをあてていました。
暴れる音は聞いたのですが泣き声は特には聞いていません。
作業者のかっぱには血がついていました。
そのあと、農場主の要請で鼻輪の穴開けも同時におこなわれました。
鹿の角のようなもので開けていたようです。
麻酔なしで行われるこれら一連の作業を、私は直視することができませんでした。
その後、作業者のほうから「この牛ショックで失神しとる」という声が聞こえてきました。
見ると牛は目を開けたま動きがありません。
そのうち何人かが頭を叩いたり体をゆすったりしてみますが変化がありません。
このときぐらいから雰囲気が変わりだし、あるものが獣医に連絡をいれました。
心臓マッサージが始まり死んでいるのではないかと一人ひとりが認識しはじめました。
獣医が30分ぐらいして到着し、事情をそれぞれから聴取し、ショック死、心不全の診断を下しました。
**************引用終**************
この牛は、除角によるあまりの苦痛でショック死してしまったのです。
この凄まじい虐待が、日本の畜産では平然と行われています。
体の一部を切りとること自体が異常なわけですが、
牛たちは、人間の欲のために、激痛を与えられながら角を切られ、時には気絶、時には死亡するわけです。

少なくとも麻酔を使えば、痛みを軽減できるにも関わらず、
大半の農家は、怠慢なのか、経費削減なのか、麻酔を使用していません。

それでいて「牛たちは家族」などと言ってるわけですね。
もし、家族である親や兄弟や子供の、何の異常もない体の一部を、麻酔なしで切りとって傷口を焼いたことがある、という方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください。
いかに酪農家たちが、「建前」を言っているのかがお分かりですね?
牛乳は、牛の母乳です。
母乳が出るようにするために、牛は毎年、妊娠させられ、出産させられます。
母牛は好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。
人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。
その方法は、非常におぞましく、
人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。
人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。
母牛は、母乳を大量生産するために、
毎年人工授精によって妊娠させられ、子供を産まされ、母乳を絞り取られ続けます。
女性の方なら分かるでしょうが、出産は毎回命がけです。

長い時間をかけ、痛み苦しみながら、赤ちゃんを出産します。
レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びとなります。

我が子の誕生、愛を育む喜びも束の間。
酪農では、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなります。
酪農家は、母牛の新鮮な母乳を人間の牛乳として売り飛ばすわけですから、子牛が母乳を飲むのを防ぐ必要があります。
なので、酪農家たちはすぐに親子を引き離し、


子牛をカーフハッチという小屋に隔離し、

初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えるのです。

テレビは酪農にとって都合の良い部分しか流しませんが、この隔離された後の子牛の映像はテレビでもよく映っています。

視聴者は見ても意味が分からないからですね。
牛は子供を奪われても平気な生き物だと思いますか?
上の動画では、人間に目の前で子供を連れ去られる母牛の様子が映っています。

母牛は、それを見てあとを追いかけます。

子牛が載せられた車のまわりをウロウロします。

明らかに子供を奪われて動揺しているのが分かるでしょう。
走り去る車。

母牛は、走り去る車を最後まで追いかけました。

母牛たちは、酪農家の手によって子供を毎年毎年奪われ、この悲しみを味わい続けることになります。
この動画の母牛も、子牛を奪われました。
子供が奪われた方向に向かって、悲痛な鳴き声を上げ続けています。
母牛の悲しみが伝わってきます。
これは、2020年4月の朝日新聞の投書欄。

元酪農家の娘が小学生時代に体験した出来事です。
子牛を奪われた母牛は、夜通し鳴き続け、声がかすれて出なくなっても鳴き続けた。
眼の下には、涙の筋が何本もあった。
お分かりですか? 牛も人間と同じで感情があるのです。

子供を奪われれば悲しみを感じ、涙も流します。
子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり
1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。
乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。

肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。
中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。
牛の乳は、牛の血液からつくられています。
牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。
1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。
カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、
大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、
乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。

病気が回復しなければ殺されます。
乳牛たちはこれらの苦しみを経て、
レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返すと、
母乳の出が悪くなり、生産効率が下がってきます。
「乳牛は殺されないから可哀相でない」といった勘違いをされてる方が非常に多いですが、乳牛は全て殺されます。
乳量が減って、酪農家に用済みと判断された牛たちは、と殺場へ送られます。
乳牛の寿命は15~20歳と言われていますが、多くの牛は、5~6歳で殺されます。
この事実からも酪農家が牛を家族とは思ってないことがよく分かるでしょう。
所詮は金儲けの道具なのです。
北海道から東京までの長距離だろうと、夏場のうだる暑さ、冬場の凍える寒さであろうと、体調不良や病気や骨折で立てなかろうと、
ぎゅうぎゅう詰めにしたり、紐で結んだりして、荷台に乗せられます。
牛がどれだけ辛くても、牛のために休憩することはなく、長距離を人間のペースで移動させられます。
と殺場に着いた頃には、ぐったりして動けない牛もいれば、死んでいる牛もいます。
動けない牛は、このようにして片足を吊り上げられ運ばれます。
以下は、輸送中に死亡した牛です。
体調の悪い牛を、酪農家が屠殺場に送ったのです。

こうして乳牛たちがクタクタになってたどり着いたにも関わらず、
最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
これが日本人が欲する牛乳のために尽くしてきた乳牛たちの一生です。
日本人はすぐに、感謝すればいいとか、頂きますと言えばいいなどといいますが、
殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。
感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、
伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。
感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。
あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。
酪農の虐待はまだまだあるのですが、アメブロは文字数制限が厳しいのでここまでです。
書きたい事の半分も書けていませんが、酪農がいかに虐待産業なのかは十分伝わったかと思います。
最後に近況報告です。
私の四十肩については、リハビリを続けた結果、痛みがほとんどなくなり、徐々に可動域が広がっています。
当初は90°くらいまでしか腕が上がらなかったわけですが、今は110°くらいまで上がるようになりました。
来年の春ごろには以前の日常生活にある程度戻り、秋ごろには完治しそうな感じです。
メリーの咳については、やはり寒くなってきてから徐々に回数が増えているように思います。
とはいえ、ピーク時と比べるとまだ全然落ち着いてはいます。
老犬ということもあり心配ですが、この冬も乗り切ってほしいと思います。
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