中小企業診断士「会社をイキイキさせるチラシ術」「チラシの効果を上げるブログ術」 -4ページ目

これまでチラシを作ることで「世の中にどう役立つか」という「使命」をはっきりさせ、さらに、そのチラシを組織内のコミュニケーションツールとして活用し、使命を共有することで組織活性化を目指していく流れを説明してきました。(詳しくは・・・過去の記事へ )

つまり、使命がはっきりすると、「世の中にどう役立つか」という長期的目標が一致し、貢献すべきことが明瞭になり、具体的な行動につながりやすくなります。また、使命を共有すると、「世の中にどう役立つか」という大きな意味が組織や仕事にあると感じ、組織には自分が役立てる仕事があり、自分が必要であると感じやすくなります。そして、使命が明確になり、共有されることで、そこで働く従業員が「希望のある未来」に向って共に働くことが可能になるということであり、言い換えれば、チラシによって皆が進むべき「企業が目指す未来」を明らかにすることが可能なのです。


会社をイキイキさせるチラシ術

そこで、「企業の未来」を明らかにするためにチェックすると良い5つの項目を紹介します。

①使命(共通目的)は何か?
②顧客は誰か?
③顧客は何を価値としているか?
④何を自らの成果とするか? ※集中する分野をどこにするか?
⑤何を任務とし、実行するか?


①~③は顧客を知るためのマーケティング活動であり、ニーズの把握です。
④⑤はそのニーズを満たすための、イノベーション活動であり、顧客や市場のニーズへの変化対応です。

つまり、チラシに必要な要素である「誰に」がマーケティング活動の対象になり、同じく必要な「考え方」がイノベーション活動の方法であり、これまで、お話ししてきたチラシに必要な3つの要素(詳しくは・・・過去の記事へ )のうちの2つの「誰に」と「考え方」を考える上で、チェックするべき項目なのです。

顧客を知るためには、①~③のチェック項目を意識し、市場は何に悩み、サービスの利用の決め手は何になるか?過去にサービスを利用した人は何に悩み、何を決め手に利用し、結果はどうだったのか?ということを考えることで市場のニーズを把握します。そして、そのニーズを満たすためには、④⑤のチェック項目を意識しながら、どのような機会をとらえ、どのように強みを発揮し、どのようなサービスを開発するかということを考えることで市場のニーズに変化対応を行うのです。

チラシに必要な3つの要素の最後の一つの「具体的なオファー」とは、チラシへの行動(反応)を指し示すことでした。組織活性化のためには、チラシを活用し組織内外にその使命を伝え、組織内においては皆が進む方向を指し示すことで、企業の未来を明らかにしていくことが可能になるのです。

つまり、上記の5つの項目を意識しながらチラシを作る過程で明確になった「世の中にどう役立つか」という「使命」を、組織活性化の過程で共有していくことで組織の進む方向性としての「企業の未来」が明らかになっていくのです。

今日のまとめ
1・チラシに必要な要素1「誰に」はマーケティング活動の対象
2・チラシに必要な要素2「考え方」はイノベーション活動の方法
3・チラシに必要な要素3「具体的なオファー」は皆が進む方向を指し示すこと