スペインは1/6までクリスマスシーズン
14世紀に建設がはじまり、18世紀まで増改築がされた
ゴシック・バロック様式の大聖堂(ルネッサンスもある?)
中はなかなか凄いです。
中を見たりうろうろ散歩して、近くにある市庁舎に。
今回ここには、スペイン・ムルシア出身の18世紀の彫刻家
Francisco Salzillo(フランシスコ・サルシージョ)作の
特別なBelen(ベレン)
(キリスト降誕場面のベレン創作800周年を記念してイタリア
から全体のうちの3番麺を集めれたらしい)
Belenとはキリスト生誕の場面を模したミニチュアのことで
イタリアではPresepio プレゼピオと言われてるもの
クリスマスマーケットで売られてたりもします。
こちらのは1つ?1人?の大きさは15㎝位?
他の人作のも後でみましたが
Salzilloのはやっぱり小さくても表情とか仕草が良く出来てる!
これは天使が表れて”おい見ろよ!天使がおりてきたぞ!”
って言ってるような場面
どれが羊飼いなんだろう?羊飼いか農民だと思うのですが
服は比較的ボロでも当時(18世紀。。)の靴はブーツが
ノーマル?
別の角度から。おばあさんは気づかず歩ている。
キリスト誕生場面
↑の農民?町民?風な人の恰好とかみるとそこまで違和感無い
膝に穴開いたズボンを履いてるのはよくある事だったんだな~
だけどJ曰く下のこの貴族風な人↓
J曰くこれらは18世紀当時の人の格好だそうで。
だから貴族の恰好だけなんだか浮いて見えちゃう。
ボロボロの服だと十数世紀違ってもそんなに違和感
無く見れるんですけどね~
左に笛吹いてる人がいてその下にあるのは水筒代わりの袋かな?
ひっぱってるのが良くわかる。
SalzilloのWikiに一部彫刻の写真が載ってますが、
なかなかリアルに出来てて凄い彫刻家だったのが
良く分かりました。
Murciaのセマナサンタの神輿は
サルシージョ作の彫刻が担がれているので、
La Opinion de Murcia Procesion de los Salzillos
J曰く、ムルシアのセマナサンタは
サルシージョ作だからB級じゃなくてA級の祭り!だそう。