思うに、若い時は上手く弾くことを最優先にしていたように思う。誰にも文句を言われないようにとか、これが正しいからとかという理由で。
今は全く違う感覚。
お客様に非日常を味わって頂くこと。これは上手く弾くことでは味わって頂けないと思うようになった。作品の持つ魅力を自分なりに、自分なりの語り口で引き出すことかな?それは上手く弾くこととはちょっと違う。上手く弾くことは、要するに自分のためであって、お客様の為ではないと思う。もちろん、ストイックな努力、練習は必要。でもそれは上手く弾くことではないと。どんな特別な世界を描くことができるのか?なのではないか?