上手い演奏は良い、下手な演奏は良くない。と人は思いがちだが、個人的に、これは短絡的だと思う。演奏はミラクルなものであり、そんな単純なことだとは思わない。そもそも、あげればキリがないほど、演奏には様々な要素が存在するのだから、どの要素を重く見るかによって、良いも悪いも、上手いも下手も、いとも簡単にひっくり返ってしまう。その方程式が自分に存在するうちは、演奏の捉え方の視野を狭めてしまう。頭を柔らかくしていれば、もっと様々な演奏を楽しめるようになると思う。また、自分自身の演奏に対しても、本番に臨む時も含めて、自分自身を解き放つことが出来ると思う。どんなに最善を尽くして演奏しても、受け入れてくれる人もくれない人もいるわけだし。