演奏って、自分の演奏に対しても他者の演奏に対しても、正しいか間違いでも無 いし、良いか悪いかのジャッジをして捉えるものでもなくて、結局は自分が好きなのかそうでは無いのか?でもいいのかも知れない。いつも人前で弾く時に、上手く弾いてやろうなどととは、若い時とは違って思わなくなった。弾きながら、作品や楽器に対して、どんな新しい感動できる瞬間があるのだろうか?しか思わなくなった。毎回の演奏が実験とも言えるし、弾いてみなければ分からないことだらけ。予定調和のようには行かないのが当たり前。良いこともあればハプニングもある。人生そのもの。人にもよると思うが、60歳になると、何というか節目のように思う。間も無く61歳だが、何かその節目と言えるのは、自分の生き方とか、具体的には音楽活動の路線変更をしたい衝動がここ1か月ほど前から出てきた。違う形で分かち合いたいなどと思うようになった。