思うに、これはあくまでも理想で、例外もあると思うが、基本的な技術は10代前半までに身につけることかも知れない。
特に身体的感覚は、理屈はわからないが、世の中を見ているとそんな気がする。
技術と言っても、ピアノを考えた時に様々な系統が世界中にあると思う。
僕は僕が良いと思うものを自分自身で追って来たし、基本的なことは昔に学んだが、それ以降、改革に改革を重ねて、いまだにアップデートしている。先週も大きな発見があった。だから、一生勉強。とは言え、とにかく、どんな弾き方でもいいから、やはり10代前半までに基礎的なことを習得した方が後で選択肢が広がる。先日、ピティナ特級でグランプリになった西山君にしても、僕から見ると弾くと言う意味では、よく弾いていた。とても賢い子だったと思うが、そんな彼でも自分自身で自分の演奏に問題意識を持っていたから、僕のレッスンも受けるようになったのだと思う。何かが変わるかも知れないと。だから、今も桐朋の大学院に進学したと思う。
閑話休題。
先ずは弾くという意味では10代半ばまで、その先、どれを選択するかで、その人の演奏の方向は大きく変わる。
どういう指導者に習い、どういう演奏がしたいのか?やみくもに練習していても仕方がないし、ピアノは時間のかかることだから、鉄は熱いうちに打てではないが、早いに越したことはない。ただ、芸術的なことは、一般には年を重ねないと、そもそも理解できないことは沢山あるし、年を重ねたから、その域に到達できるとも限らない。だから、難しいことだけど面白いことでもあると思う。