日本の感覚は、戦後アメリカの文化が入ってきたおかげで、さまざまなことが変わったと言われる。その中で、いわゆる、すごい人の定義が、お金をたくさん稼げる人や肩書きが立派な人になったのかもしれない。
これは、ところ変われば違うのだ。
ヨーロッパに住んでみて分かったのは、ヨーロッパでは、すごい人というのは、いかに中身があるかにある。高尚なことから、たわいもないことまで、さまざまなことを知っている人とか、人が人として魅力あることや、人生を楽しんでいる人が素晴らしい人なのだ。つまりは、価値観が全く違う。ハリウッド映画とフランスやイタリア映画の違いを見れば感じるだろう。
人が人として生きなければ、人であっても人ではなくなる。人の心を持っていない人は人でない。人でない人が奏でる音楽など魅力があるはずもない。私はそう思う。