今の気分は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 第15番 作品132の第3楽章、Heiliger Dankgesang eines Genesenden an die Gottheit(病癒えたる者の聖なる感謝の歌)そのものです。やっとやっと、この1ヶ月以上続いていた、本当に辛い身体の不調から解放されました。気にしていないつもりでも、実は精神的に本当に不安な日々を過ごしていたのだと心の底から実感します。私は特に後期のベートーヴェンの弦楽四重奏曲を昔から愛聴していますが、今ほど、この作品が身にしみ、共感したことはありません。ベートーヴェンは本当に本当に偉大ですね。