収入が増えれば増えるほど、累進課税ゆえ、税金の割合は増える。そうすると、正直、税金を払うために働いている感覚になり、仕事をするのが馬鹿馬鹿しく思えたのだが、税理士さんから言われたことが目から鱗だった。税金のおかげで今の自分があるし、日々生活できるのだから、一生懸命働いて税金を払って、世間に恩返しをしなければならないと。
目から鱗だった。
音楽をしていても、同じようにハッとさせられる瞬間、つまり目から鱗な瞬間があるすれば、それは新たな発見であり、進歩することができるかもしれないのだ。ピアノを弾き続ける限りは、目から鱗の連続があるはず。音楽はそれほど奥深いし、広くは人生そのものが奥深い。