水曜日のレッスン後、何となく思いついて、これは、のだめカンタービレの影響もあるが、生徒でアシスタントの光賀晴紀と2人で、モーツァルトの2台ピアノのためのソナタとショパンのコンチェルト1番を弾いた。なんてことはない遊びに過ぎないのだが、ソロで弾くのとは違う音楽する楽しみがあった。彼がベーゼンドルファーで、私がスタインウェイだったので、ある意味では難しいのだが、それはそれで楽しくもあった。でも、これはお遊びの範疇であり、そういう意味の楽しみ。
楽しみということを考えた時に、音楽を知れば知るほど、この楽しみとは異なる、もっと違う次元の楽しみを知ることになる。それは、より魅力が増し、もしかしたら、その域に到達した者にしかわからない、味わうことの出来ない楽しみがあるのだ。