ベートーヴェンのソナタ7番。殆どの学習者が弾くであろう作品。
個人的なことだが、知らない間に私は、この曲が好きでは無くなってきた。
なぜなら、テンポが速い作品だからか、学習者の多くの演奏から、芸術的と言うより、技巧的な演奏に陥ってしまっているように感じるからかも知れない。何だかベートーヴェンなのに、ベートーヴェンに聴こえない。ベートーヴェンの音楽を多面的に知っていれば、そのようにはならないと思う。