ピアノを弾いている人の楽譜の読み方や響きのイメージ、響きの混ぜ方と指揮者の同様の感覚は一般的に異なっているのが現状だと思う。頭ではわかっていても、本当にそういう感覚で演奏している人、出来ている人は残念ながら少数に留まっている。
もっともっと指揮者がオーケストラを振るような感覚が、どういうことなのかを追求したらいいと思う。
例えばベートーヴェンのソナタを弾くとして、イメージはされていても、現実に弦楽器や管楽器のような表情をピアノで再現できる人は少ないということに気づくべきだし、指揮者の人の楽譜の捉え方、ハーモニーの捉え方、響きの捉え方はどんな感じなのか?頭の中の状態はどんな感じなのか?を追求するべきだと思う。どういう聴き方、作り方をしているのかを考えて、わかったと簡単に思わないで、まだまだわかっていないとしつこくしつこく思い続けなければ、そこには近づくことさえできない。