敢えて述べるが、コンクールは競争であり、芸術は競うものではないと根本的に思う。コンクールの審査員も経験しているが、演奏を数字に置き換える難しさ、最初の演奏から最後の演奏を全て、公平に聴くことの難しさ、など挙げれば様々な理由からコンクールの審査はやりたく無くなった。
受ける人の人生を賭けた演奏を尊重すればするほど、審査の責任の重さを痛感した。だから、コンクールそのものには否定的なのかも知れない。
もちろん、コンクールが無ければ、チャンスもないと言う現実も承知している。
うーん。なんとも難しいと言わざるを得ない。