人はいくつになっても成長できると今実感している。
実は、恥ずかしながら、今までの私はオーケストラを聴いていたつもりであって、きちんと聴けていなかった。
久しぶりにウィーンフィルの演奏を聴いたが、感覚が今までと全く違うのだ。これは我ながら驚いた。なんといえば良いか、全体が前より聴こえる。指揮者の感覚に近づいたのかも知れない。
思うに、これは2年前からベーゼンドルファー、しかもウィーン育ちのベーゼンドルファージャパンの調律師、井上雅士さんの調律したベーゼンドルファーを毎日弾いているから行き着いた感覚だと感じる。
この感覚を知ることが出来て、本当に嬉しい。オーケストラを聴くのが本当に楽しくなった。スタインウェイだけ弾いていたらわからなかったであろう感覚。スタインウェイはソリスティックではあるが、共鳴感はベーゼンドルファーには敵わないと思う。
一つ成長できたのかも知れない。井上さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。