今、岐阜から通ってきている生徒、関根希美子の弾くシューマンを聴いていてふと思った。
一体この世界は何だろう?と。
響きの混ざり具合で、いかようにも変容していく不思議な。
そう、それはまさしく魂の世界だった。演奏の理想の境地に到達した瞬間だった。