1959.魂今、岐阜から通ってきている生徒、関根希美子の弾くシューマンを聴いていてふと思った。一体この世界は何だろう?と。響きの混ざり具合で、いかようにも変容していく不思議な。そう、それはまさしく魂の世界だった。演奏の理想の境地に到達した瞬間だった。