人はいくつになっても好奇心を持ち続けられる。初めて絵画に目覚めたのは7年前。絵画を見るようになって、自分の内側の何かが変わった。要するに新しい扉を開いてみたら、予想を上回る衝撃が待ち受けていた。この7年間に絵の見方、感じ方も変わり、より一層魅力を感じる。1年前にはベーゼンドルファーに目覚めた。この楽器との出会いも大きく、演奏の根本から覆された。やはり、新しい扉を開いたのだ。先月もある画家と知り合い、芸術とは何か?芸術家はどうあるべきか?を考えさせられた。大きな出逢いである。やはり、これも新しい扉を開いたのだ。そして、今、この歳にして新たにフランス語を勉強しようと思う。ピアニストにとってドイツ語とフランス語を知ることが、その響きやリズムが体の内側に入ることによって、演奏の何かが変わるかもしれないと思うから、大切だと思った。やはり、これも新しい扉を開くことになる。人は自分さえいつでもその気になれば、新しい自分になれる。誰にでも新しい扉を開くことはできる。