磨く。
何を?
1番は感性ではないか。
感性を磨くためにありとあらゆる物事に対して好奇心を持ちつづける。
例えば、光。
光の役割は大きい。
画家ほど光に敏感な人たちはいないのではないか。
音楽家も光に鋭敏になるべきだと思う。
往々にして、日本人は照明器具に対して鈍感だと言われている。
なんでも蛍光灯。
ヨーロッパで家の中で蛍光灯など使っていない。
それがためか、蛍光灯のような演奏が蔓延している。
光に無頓着だと、色にも無頓着。
色に無頓着だと、音色に無頓着。
色の無い演奏で溢れている。
それさえにも気がついていない。
無頓着な演奏だらけだ。