ピアノを弾くということは、考え方にもよるが、過去を辿る、思いを巡らせる旅とも言える。まるで考古学者のように。
過去になっていた響きをイメージするだけで、その演奏の本質が見事に変わる。
無意識のうちに過去に触れた全ての事象が、楽譜に存在する。
未来ある者も、輝ける未来に実りある過去を振り返るために、未来に向かって様々な経験をするべきであり、それが糧になって、未来に於いて過去を振り返って演奏するであろう。