音を聴く、音を聴きなさい、音は聴くものとして一般的に言い表す。
それ以外に表現するとすれば、要するに音を感じるとも言える。
聴く、とか、感じるという言葉以外にも、表現できることに気がついた。
それは、音を見る、という言葉。
私は普段レッスンにおいて、生徒の音を聴いて感じているのだが、実は、見ていることがほとんどだということに気がついた。
響いていない音は、どんなに大音量でも見えない。
響いている音は、どんなに小さくても見える。

もっと響いている音は立体に見える。しかも、そこには音の側面まである。


そのことに、はたと気がついた。
見える音が出てきた時に、そこで初めて、その音は響いていると言える。