オーストリアのザルツブルクでの5年間の留学生活は、美しい街並みとは裏腹に本当に今までの人生で一番辛い場所で辛い時だった。挙げればきりがないほど、大変なことだらけ。よく生きていられたと思うほど、精神的に苦い思いをいっぱい経験した。死んでしまいたいとさえ思った時も何度かある。だからこそなのだろう。たまに楽しいことや嬉しいことがあったときには心から喜んだし、ものすごく大切な時だった。
それを思い出せば、今の苦労なんて、なんてことはない!比べ物にならないと思った。
だから貴重な時間だったのだ。実は宝だったのだ。

誰にでもそういう時ってあったと思う。
人生はそんなものだと思えば乗り越えられる。