「音と香りは夕暮れの大気に漂う」のレッスンをしていて、あ〜夕暮れの珈琲はなんと美味しいのだろう!と思い浮かべてしまった。ちょうど夕暮れだったこともあったのだが。
で、このドビュッシーの作品で改めて思ったのだが、そのハーモニーや音の使い方にほとほと感心してしまった。
詳細は省くが、ドビュッシー自身も語っていたように、ドビュッシーは印象派の作曲家とみられているが、私も印象派ではないと思う。もっともっと前衛的であり、時代の先取りをしていると思う。そして、たしかにフランス人ではあるが、その音楽の本質はフランスという域にとどまらず、もっとグローバルであると思う。だから、フランス印象派ではないと思う。
ドビュッシーの世界とは、そういう世界だとつくづく思う。本当にすごいんですよ!